2025年4月に日本臨床口腔外科学会で、講演させていただくことになりました。
当院は、池田市石橋駅前で開業した当初から、顎口腔機能診断施設として登録しており、30年以上、顎変形症の外科的矯正治療の矯正部門を担当してきました。 私が阪大矯正科の医局に残った43年前は、「ドイツ留学から帰って来られたばかりの先生が、近く骨切りの手術をされるらしい。」と、医局がざわついていたのを覚えています。 それからの外科的矯正治療の進歩は目覚ましく、今では日常茶飯事となりました。 口腔外科専門医と矯正歯科専門医が力を合わせるからこそ、可能となる外科的矯正治療の素晴らしさを講演させていただきます。 また、歯の移植や癒着歯を骨といっしょに切って移動させる方法(single tooth osteotomy)など、やはり、口腔外科医と矯正医とのコラボレーションによって初めて、治療のゴールをより一層高いレベルに引き上げる事ができる治療などについても、お話させていただきたいと思っています。