先週、日本臨床矯正歯科医会で講演をさせていただきました。
私達矯正歯科医会には、5年に一度の症例報告義務というのがあり、そうすることにより、お互いを切磋琢磨していこうという矯正開業医の会なのですが、その症例報告の中から、会員が興味を持った症例に投票し、最も投票が多かった症例が選ばれて、発表の機会を得るというしくみです。
矯正は一つとして全く同じ症例はなく、ひとつひとつ丁寧に診断し、治療方針を決めていかなければなりません。中には、治療方針の決定に頭を悩ませる症例もあり、悩みぬいた末にきちんと治せた症例を共有することにより、今後の治療の参考にすることができます。
全国から優秀な矯正開業医が集まってきているので、とても勉強になる会です。
矯正治療が広まる一方で、トラブルも急増している中、本物の矯正治療を届けるためにがんばっています。