- 初診相談料: 2,000円(検査開始時に返金させていただきます。)
- 検査・診断料:65,000円/60,000円
- 診断説明相談料:10,000円/6,000円
- 口腔衛生指導料(歯ブラシ・フロス・フッ素などの費用込):6,000円
- 矯正基本料:700,000〜900,000円
成長終了前のお子さんの場合には、一期と二期の2回に分けます。
一期治療の内容により、分け方が変わります。
トータルの費用は変わりません。
二期治療が不要な場合には、一期治療の費用のみとなります。
- 動的処置料(複雑な装置が入っている間:1ヶ月に1度):5,000円
- 観察料(簡単な装置で経過観察する間:3〜6ヶ月に1度):3,000円
- 口腔筋機能療法(必要時):50,000円
矯正治療の費用には、特別な場合を除いて保険が適用されません。このため、患者さんには費用の負担が大きくなります。矯正治療の費用の設定は各医院の自由ですが、おおよそは、国立大学の付属病院での治療費、あるいは、保険診療が適応されている症例を自費に換算した場合の金額を参考にして決定しているようです。
確かに治療費は安くはありませんが、正しい歯並びを手に入れ、予防の知識と技術を身に付けて、一生、虫歯や歯槽膿漏に悩まされないで済むとすれば、充分な価値はあると言えましょう。
なお、矯正治療は美容整形と異なり、医療費控除が受けられます。税金の還付を受ければ、実際にはもっと安い費用で治療できたことになります。成人の場合でも、医師が、“美容上の目的ではなく、健康の為に必要な医療である”という診断書を添付することにより認められますので、ご相談ください。
また、外科的矯正治療の適応症と判断された場合、あるいは厚生労働大臣が認めた症例に関しては、保険が適用されます。
補足:矯正治療費は大きく分けて、3パターンあります。
1) 大学病院型(基本施術料+装置料+調節料・観察料)
2) トータルフィー型(調節料・観察料も含めてしまうやり方)
3) 中間型
イノウエ矯正歯科は3)の中間型です。
1)の大学型では、簡単に治る場合には費用が少なく済む反面、そうでない場合には、患者さん側はどこまで装置料がいるのだろう?という不安、ドクター側には好きなだけ装置を使いにくいという不便さが出てきます。
2)のトータルフィー型では、総額が決まっている&費用の支払い方法が単純というメリットがある代わりに、簡単にすぐ終われる症例もかなり難しく長期間かかる症例も、同じ費用というデメリットがあるでしょう。
3)は中間型で、1)と2)のメリットも得ながら、デメリットを抑える方式と考えています。「治療期間をわざと長くされて、調節料をたくさん取られるのでは?と心配だ。」と言われたことがありますが、医院側も、回数少なく終了いただいた方がメリットは大きいので、力を合わせて早く良い成績に終了できることを目指しています。
矯正治療の内容と結果は、インフルエンザの治療のように均一ではなく、とても複雑で差も出ます。患者さんにとっては、とても見極めにくいものだと思いと思いますが、安い高いだけではなく、初診相談内容や結果(周りのお友達の様子など)をしっかり吟味して、ご判断いただけたらと思います。