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  • インビザラインって?

     インビザラインというのは、よく見かけるワイヤーとブラケットを使わないで、透明のマウスピースのような装置を、何個も作り、それを順番に歯にはめて、矯正治療をしていく装置です。
     若い女性にとっては、装置が見えないという理由で、結構人気が出ているようなのですが、どうなんですか?と 今日、一般歯科をしている後輩から相談を受けました。
     矯正治療の知識や技術がそれほどなくても、歯型をとって、会社に送れば、装置が出来上がってくるため、一般の歯科医でも、安易に手がけることができるようで、心配しているとのことです。
     
     インビザラインもきちんと診断して、適応症かどうか判断して、正しく使えば、悪い装置ではないのかもしれませんが、それでも治療の確実性はと言えば、ワイヤーに勝ることはないと思います。
     かぶせ物やつめ物の作製のために、歯型をとって技工所へ送り、出来上がってきたものを患者さんのお口の中に装着する。それと同じ感覚で、インビザラインを行っているとするととても危険です。
     矯正治療は、症例を分析し、形態的な問題点、原因となっている舌や口唇の問題、顎関節の状態など、すべて把握したうえで、正確な診断を行い、治療方針をたてて初めて開始できるのです。
     治療中にも起こりうるリスクをできるだけ回避するために、細心の注意を払い、最も成功率の高い方法を選択しなくてはならないと思っています。
     そんなに安易にスタートして、患者さんもドクターも泣くことにならないか心配です。
     歯は、ルックスのためだけにあるのではありません。
     消化器官の第一番目として、全身の健康の源として、重要な役割を担っているのです。
     皆さんが、賢い患者さんでいてくださることを願うばかりです。
     
     

  • 子どもの矯正治療の3つのポイント

     明日、東京から歯科の雑誌社の方がインタビューに来られますairplane.gif
     待合室用の雑誌book.gifに、子どもの矯正治療についての特集記事を企画されたそうですnote.gif
     事前にいろんな質問が寄せられました。
     答えを準備しなくては、、といろいろと考えていましたら、子どもの矯正治療に不可欠な3つのポイントが見えてきましたeye.gif
     one.gif適切な装置の選択・・・同じように見える症例でも、骨格の形態などで選択を変えます。より多くの選択肢の中から、その症例に合ったものを選び出すことができる能力が必要。
     two.gif原因となっている悪習癖の除去・・・舌や口唇の癖が、不正咬合の原因の大きな部分を占めている場合も多いので、原因への対策が重要。
     three.gif子どものやる気を引き出す・・・学校の勉強やピアノのおけいこ、テニスtennis.gifのレッスンと同じ。算数でも、先生が変わると好きになったりきらいになったり、、、すばらしいピアニストやテニスプレーヤーが、教え上手とは限らない。。。
     two.gifthree.gifは、開業したころの私には、見えていなかった部分ですが、多くの子どもたちを診てきた今、とても重要であることを痛感しています。
     ”うちの子がダメだから。。。”って、お母さんが子どもさんを責めないでいいように、3つのポイントを押さえていくことが大切だと思っていますshine.gif

  • 今日も、向井先生のお話を拝聴してきました。

     ”食べ方から進める食育”というタイトルで、今日は豊中市民向けに、向井先生がお話をされました。
     市民向けにはどんなお話をされるのだろう。って、今日も拝聴してきました。
     消化器官は、食物が入って出て行く過程において、前から後ろへ、順番に信号を送っている。だから、胃に直接入れる方法では、食道に逆流するという問題が生じやすい。。。なるほど。。。scissors.gif
     まずは、口唇。それから口腔内。離乳食をあげる時も、初めは口唇の動きを大切に。。。なるほど。。。scissors.gif
     他にも、昨日に引き続き、なるほど。。の連続。
     私たちが学生の頃の授業では、あまり取り上げられなかったし、その後の研修でも、あまり触れる機会が少なかったので、口唇や舌の動きの問題に取り組んでいる私には、とても勉強になった2日間のご講演でしたshine.gif
     そして、このお話をもっとお母さん方にも伝えてあげたい。。と思いました。がんばるぞぉ。。。heart02.gif
     

  • 最近、歯が動き出したんですけど。。。

     中高年になって歯周病が始まると、歯の位置が変わってきますeye.gif
     舌や口唇の癖のある人は、若い頃から、毎日少しずつ動いていて、歯周病が始まると加速化しますwobbly.gif
     物は倒れだすと、より小さな力でも大きく倒れるようになるので、どんどん加速しますweep.gif
     ”近くの歯医者さんに相談したんですけど、しかたがないって言われました。”とか、”前歯の隙間なんか、誰も気付いてないから気にしないようにって言われました。”とか、、、、bearing.gif
     そんなことはありませんnote.gif
     one.gif:軽度であれば、正しいブラッシングで歯周病を改善するだけで、治ることもあります。
     two.gif:矯正治療で歯並びを正しくして、咬む力によって、歯が倒されることのないようにできます。
     three.gif:舌と口唇の位置、使い方を練習して、悪い方向へ歯が動くのを止めることができます。
     気が付くのが早いほど治すのも簡単なので、おかしいな。と思ったら、悩んでいないでご相談くださいねheart02.gif
     アンチエイジングの矯正歯科版でしたcoldsweats01.gif

  • ゆびしゃぶりとおしゃぶり

     昨日の初診患者さんは、出っ歯のお兄ちゃんと妹ちゃんのその下の弟くんでしたeye.gif。3人揃って、とてもりっぱな出っ歯さんなのですbearing.gif
     「なんでかなぁ???」と不思議そうなお母さん殮。
     遺伝的なものも少しあるようなのですが、お兄ちゃんはおしゃぶり、妹さんは指しゃぶり、弟さんはおしゃぶりだったとのことで、その後、舌と口唇の癖が続いた結果なのだと思われました。
     「知らんかったぁ。。。」と残念そうなお母さん殮。
     ホント残念ですよね。”愛と英知の子育て”という服部祥子先生の言葉をよく引用させていただきますが、子育てには、愛だけでなく、英知も必要ですよね。
     歯育て支援Q&Aは、主に、歯科衛生士さんや看護士さんをターゲットに書きましたが、お母さん方にも読んでいただけると思います。予防できる不正咬合についても書いていますので、是非チェックしてみてください。
     最近は歯科関係の本もネットで簡単に購入できますよね。よかったら、参考にしてみてください。HPでも紹介しています。
     たまたま本のPRが続いてしまいましたbearing.gif
    歯育て支援.jpg
     

  • 歯並びの悪い人が中高年になると。。。

    HPの新しい項目”矯正治療とは?パート2”にも掲載していますが、歯並びが悪いと、若い間はなんとか持ちこたえられても、中年を過ぎた頃から、弊害が大きく出てきますweep.gif。といつもお話しています。
     昨日の初診相談におみえになった中学一年生のRちゃんのお母様が、私が常日頃お話していることを、裏付けてくださるようなお話をしてくださいましたnote.gif
     「父親やおばが同じような歯並びなんです。50歳を超えて、急にいろいろと問題が出てきて、たいへんそうです。この子も、少しずつ出っ歯がひどくなってきている気がします。」
     舌や口唇の癖が原因となっている出っ歯なので、昨日より今日、去年より今年とだんだん悪くなって、その悪化の速度は歯周病が始まりだすと、加速度がついてきてしまうのですwobbly.gif
     舌癖や口唇癖を治しながら矯正治療をして、生涯にわたるお口の健康を獲得するために、Rちゃんもがんばってくれることになりましたcoldsweats01.gif

  • イノウエ矯正歯科の特徴(その7-2:舌や口唇の機能の改善に力を入れています。)

     今日は、おとといの続きです。ぼーっとしているとき、舌はどこにありますか令
     重量に反して、上あごにひっついていれば○ですscissors.gif
     ウソーッ!wobbly.gifなんて言われる患者さんもおられます。
     そんな患者さんに、舌を上あごにずーっと置いておく練習などをしてもらうのがMFTです。
     S衛生士は、アドバンスコースに出席した際、いろいろな舌の動きのお手本がどれくらい正確にできるか?という審査で、見事、ゴールドメダルshine.gifに輝いたんですよcoldsweats01.gif。いつかご紹介しなくちゃ!
     普段の習慣を治すのは本当に難しいのですが、原因となっているものを取り除かなければ、治療後の安定は望めないのは、当然ですよね。
     イノウエ矯正歯科では、みんなでいっしょになって、舌と口唇の機能の問題に取り組んでいます!特徴その7-2でしたheart02.gif
     

  • イノウエ矯正歯科の特徴(その7:舌や口唇の機能の改善に力を入れています。)

     イノウエ矯正歯科の特徴その7は、舌や口唇の機能の改善に力を入れています。というお話です。 
     皆さんは、ご自分の舌や口唇が、普段どういう状態になっているか?なんて考えたこともないと思います。でも、実はこれが、正常咬合の大敵だったりするんですsign03.gif”知らんかった。。。”って驚かれるwobbly.gif患者さんが、ほとんどです!
     開業した頃は、私もほとんど気にしていませんでした。でも、長年治療を続けていると、
     「私はきちんといつもどおりに治療しているのに、、、他の皆さんとなんら変わりなく治療しているのに、、、なんで、この人はうまく治してあげられないんだろう???ちゃんと、治してあげたつもりなのに、なぜ、後戻りしてしまうんだろう???」
     と悩んだとき、舌や口唇の位置や動きが問題なんだ!って気がついたんですeye.gif
     それ以来、イノウエ矯正歯科では、口腔筋機能療法(Myofunctional Therapy)を取り入れてきましたscissors.gif。舌や口唇のレッスンです。
     アメリカでは、専門の療法士が専門で開業していますので、私は1998年、サクラメントのZickfoose先生のオフィスで、MFTのコースに参加してきました。毎年、東京で、その先生のコースが開かれますので、衛生士を毎年参加させ、診療室ぐるみで、MFTに取り組んで、10年が経過しました。卒業生もたくさん出ましたcoldsweats01.gif
     続きはまた明日!
     
     

  • イノウエ矯正歯科の特徴(その2):裕子Dr.が石橋で18年間、すべての患者さんを治療してきました。

     石橋クリニックは、平成2年4月に開業して18年と3ヶ月あまりになりますshine.gif。その間、裕子DRが、すべての患者さんをずっと責任をもって治療に当たってきました。その数も3000人を超えました。ありがたいことだと思っていますcoldsweats01.gif
     大阪大学歯学部矯正科での在籍は10年でしたので、矯正治療に携わって、合計28年になります。アルバイト先での症例数も加えると数え切れません。
     しかし、やはり、私は同じ場所で、同じ患者さんをずっと診続けて初めて、本物の矯正治療が見えてくると思っていますscissors.gif
     複雑なブラケットという装置をつけて治療するのは約2年間ですが、2年で終わりではなく、その後の安定を確認していかなければいけません。同じように見えている症例も、装置をはずした後に、差が出てくることもあります。当院では10年以上の患者さんもずいぶん増えましたnote.gif
     49歳で歯周病でぐらぐらの歯の矯正治療をした患者さんは、今は60歳になっておられますが、今も若々しい歯と歯茎を保っておられますshine.gif
     治療の終わった患者さんが、今度はお子さんを矯正治療に連れてこられていますcoldsweats01.gif
     小学校1年生で来られた反対咬合患者さんの下顎の伸びや顎関節に心配がなくなるのは、17,18歳ごろですから、その間もずっと責任をもって診続けてきました。
     かわいらしい小学生だった患者さんが、反抗期の中学生になり、また、素敵な高校生に戻っていかれる子供たちの姿を、2000人近く診させていただきましたheart02.gif
     私が若い頃、舌や口唇の癖のことにあまり注意を払っていなかったために、癖が原因で後戻りをしてしまい、今度は口腔筋機能療法(MFT)を併用しながら再治療を行ったこともありますscissors.gif
     大学やアルバイト先では引継ぎが多く、じっくり診てあげられなかったなぁ。。あの頃はわかってなかったなぁ。。と今では、申し訳なく思いますが、今だからこそ気づくのであって、その当時はやむをえなかったのだと思いますweep.gif
     イノウエ矯正歯科にも後継者が育ちつつあります。今度は、この私の経験の上にスタートできますので、きっと私以上の矯正歯科医に育ってくれるものと期待しています。
     イノウエ矯正歯科の特徴その2は、裕子DRの責任のもとに積み重ねられた長い経験と実績でしたshine.gif
     待合室には、笑顔coldsweats01.gifのアルバムが、本棚にいっぱいですheart02.gif。私の宝物ですshine.gif。HPにアップさせていただいている患者さんも増えましたnote.gif
     080725_0846~0001_0001.jpgalt=”080725_0851~0001_0001.jpg” width=”84″ height=”112″ border=”0″ />

  • 俳優になるわけじゃないので、完璧でなくっていいんです?

     ときどき、初診の患者さんから、”俳優になるわけじゃないので、完璧でなくっていいんです。”って、言われますbearing.gif
     でも、俳優でも俳優じゃなくても、70歳80歳になっても、大丈夫な歯並びが大切だとは思いませんか令
     上顎だけとか、前歯だけとか、あるいは仕上げが不完全な矯正治療では、将来にわたって安心な咬合を獲得することは難しいのです。ガタガタが少しでも残っていると、年数が経ってくると、少しずつひどくなっていきます。
     また、舌癖や口唇癖を無視していると、その癖のために、後戻りをしてきます。”昔、矯正をしたけれど、戻っちゃった。。。weep.gif”と言われる方をみかけませんか?それは、不正咬合の原因となっている癖に対して、対応ができていなかったからなのです。原因を断たなければ、再発して当然ですよね。
     歯は、消化器官の第一番目として、重要な働きをもっています。お口に取り込んだ食べ物を、しっかり噛んで、のどにひっかからないように、胃で消化しやすいようにするために、歯があるのです。飾りではないのです。
     だから、美容のためではなくて、生涯にわたる全身の健康のために、きちっとした咬合を得られるような矯正治療をしておくことが大切なのですshine.gif
     そうすれば、素敵な笑顔も必然的についてきますよcoldsweats01.gif