先日、ためしてがってんのディレクター北折さんの話を聞いてきた。ってお伝えしましたが、その時に、北折さんのご著書も買ってきました
それをぱらぱらめくっていると、白菜は内側から食べた方がいい。とか、一度使ったてんぷら油は、ちっとも悪くない。とか、私の常識がひっくり返るようなことがいっぱい
でも、実験でちゃーーんと証明されているみたいで、またまた、びっくり
世の中、信じ込んでいたり、信じ込まされたりしていることが、案外、ただの迷信だったりすることって、いっぱいあるんだなぁ。。って、改めて感じました。
矯正歯科の世界でも結構あるんですよ。
尊敬するアンドルーヤンという女性科学者は、人が幸せになるためには、科学的思考と愛とか、車の両輪のように大切なのです。と言っておられます
鵜呑みにしない。という科学的思考の大切さを唱えておられます
どんな小さなことでも、科学的思考のスタンスを忘れないでいよう。って、改めて思いました
タグ: 矯正
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ためしてがってん
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ぱちもん!
”ぱちもん”とか、”ぱっちもん”とか、”ばっちもん”とか、これっておそらく大阪弁ですよね
偽物という意味で、いかがわしいとか信用できないというときにも使います
以前に、睡眠障害の専門のドクターをお呼びして、歯科医師会でご講演いただいたのですが、雑談時に、「最近、”ぱちもん”の睡眠医療が出てきて困る。」と言われたので、なるほど、”ぱちもん”って表現って、結構わかりやすいな、と思っていました
中国産のうなぎを日本産と偽ったのも、”ぱちもん”
最近、サプリメントがおおはやりですが、”ぱちもん”もあるそうです
医療の分野の”ぱちもん”には、ホント気をつけたいものです。
矯正治療の分野でも、”ぱちもん”と呼びたくなるような治療が、出てきているようですので、注意していただきたいと思います
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ためしてがってん流を学んできました!
今日、矯正歯科医会の例会で、なんとあの”ためしてがってん”のディレクター、北折さんのお話を聞くことができました
人に行動変容をおこしてもらいたいときの、アプローチのしかたをしっかり学んできました
今日のご講演がすべて、”がってん!がってん!がってん!”の世界でした
1例をあげると、”永遠(とわ)の別れ”と称して、
”。。。とは、”で始まるのは、お説教モードなので、×××!!!
そういえば、私の口腔筋機能療法の説明会のパワーポイントって、まさしく、。。。。とは、。。。。ということです。で始まっているのです
反省。。。怜
もっと、聞き手が、わかりたい。わかるまで立ち去れない。という視聴率を伸ばす発想で、伝えたいことを伝えることの大切さを、勉強してきました
今度、池田タクシーさんで、禁煙の話をしますが、少しでも、行動変容を起こしていただけるような、がってん流お話ができるように、いまから作戦を練ってます
何よりも大切なことは、楽しいこと!だそうです
これは、私のお家芸なので、一層楽しくなるようにしようと、今からワクワクしています -
矯正挫折組?
昨日の診断で家族歴のお話になったとき、S君のお母さんが、
「私は、いわゆる矯正挫折組なんです。」とおっしゃったんです
見ると、がたがたが残ったまま
”矯正挫折組”って言うんだぁ。。って、ずしんとくるものがありました
小さいときに、矯正が嫌になって、自分からやめた。という人が結構いるんだなぁ。。ってひしひしと感じました
そういえば、うちのダンナちゃんもそうでした殮
(でも、43歳で再治療して、今はニコニコ)
元々、子どもは矯正治療はきらいなはずです。
そこをいかに楽しく、自分から進んで治療に取り組めるようにするか。
学校の先生が、九九や漢字を教えるのといっしょ。と思っています。
子どものときの矯正治療が、成功体験となるか、苦い経験となるかが、子どもにとっても、ずいぶん違うと思います。
成功体験となれば、健康な歯、自信のなる笑顔で育つすばらしさに加え、がんばれば夢は叶うということを体験することができます
お母さん。矯正の診療所をしっかり選んであげてください
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吟味して
毎日のように不況の話題が、ニュースで取り上げられていますね
先日も、お店の方が「お客様は、以前に比べると、品物をよく吟味されているようです。」と言っておられました。
本当に必要なものか、良い品かどうか。よーーく見極めて、購入されているのですね。
この精神を是非、矯正治療にも生かしていただけたら。って思うのです
前回と前々回のブログで、安易に矯正治療を開始することの危険性をお話しましたが、矯正治療に消極的になるのではなく、不況のときのお客様のように、どの診療所で治療を受けるべきか、よーーく吟味して開始してほしいと思っています -
インビザラインって?
インビザラインというのは、よく見かけるワイヤーとブラケットを使わないで、透明のマウスピースのような装置を、何個も作り、それを順番に歯にはめて、矯正治療をしていく装置です。
若い女性にとっては、装置が見えないという理由で、結構人気が出ているようなのですが、どうなんですか?と 今日、一般歯科をしている後輩から相談を受けました。
矯正治療の知識や技術がそれほどなくても、歯型をとって、会社に送れば、装置が出来上がってくるため、一般の歯科医でも、安易に手がけることができるようで、心配しているとのことです。
インビザラインもきちんと診断して、適応症かどうか判断して、正しく使えば、悪い装置ではないのかもしれませんが、それでも治療の確実性はと言えば、ワイヤーに勝ることはないと思います。
かぶせ物やつめ物の作製のために、歯型をとって技工所へ送り、出来上がってきたものを患者さんのお口の中に装着する。それと同じ感覚で、インビザラインを行っているとするととても危険です。
矯正治療は、症例を分析し、形態的な問題点、原因となっている舌や口唇の問題、顎関節の状態など、すべて把握したうえで、正確な診断を行い、治療方針をたてて初めて開始できるのです。
治療中にも起こりうるリスクをできるだけ回避するために、細心の注意を払い、最も成功率の高い方法を選択しなくてはならないと思っています。
そんなに安易にスタートして、患者さんもドクターも泣くことにならないか心配です。
歯は、ルックスのためだけにあるのではありません。
消化器官の第一番目として、全身の健康の源として、重要な役割を担っているのです。
皆さんが、賢い患者さんでいてくださることを願うばかりです。
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小さい頃に矯正したのに
昨日の新患のAさんは、高校3年生の出っ歯の女の子
なんと小学3年生から4年間も矯正治療に通っていたとのこと
Aちゃんは先生が好きになれず、矯正治療が嫌になり、やめてしまったそうです
患者さんの希望でやめるのだからと、費用も戻ってこなかったそうです
そういう話を聞くと、本当に悲しく、気の毒に思います
費用の面だけでなく、治療のタイミングを逸してしまったことが残念です
でも、子どものせいなのか、先生のせいなのか、線引きが難しいというのが、矯正治療の宿命なのです。
だから矯正治療をしない殮ではなくて、慎重に開始してください
特に子どもの矯正治療は、子育てと同じだと思っています
同じ装置でも楽しんでつけるのと、嫌々つけるのでは、子どもの負担は大きく異なります。
より少ない負担で、より大きい利益を医療の基本です
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歯科衛生士さん募集
HPにもあるように、三原がご主人の転勤のために退職する
ので、歯科衛生士さんを募集しています。
是非、どなたかイノウエ矯正歯科のメンバーに加わってくださいませんか
衛生士さんらしいやりがいのある仕事がしたい。結婚しても子どもを生んでも仕事を続けたい。と思っておられる方、ウェルカムです
矯正専門というとなんだか敷居が高いという方もおられるようですが、大丈夫ですよ。
笑顔とやる気がある方なら、どなたでも
よかったら、コミュニケーションのコーナーにある衛生士さんへのメッセージを読んでみてください。
是非、
072-763-0727
拾hanarabi@inouekyousei.or.jp
まで、ご連絡お待ちしています
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slow expantion とrapid expansion
今日は、微笑ましい、ちょっとうれしい発見のお話
一年生のJくんは、上あごを拡げないといけないので、rapid expantion という装置を入れることになりました。
上あご全体に入る大きな装置なので、ちょっと神経質なJくんは、ウルウルモード、お母さんから、”お母さんもがんばってるんだから!”と励まされて、なんとか、がんばって装着することができました!えらい!
その一週間後、上顎はきれいに拡がって、あと3回だけネジを回したら、拡大は終わり。Jくん、すごい
実は、ゆっくり上あごを拡げるslow expantionの装置をずっと前から使って、今もゆっくり拡げていたお母さんは、びっくり!
ちょっと先輩の気分で、Jくんを励ましていたお母さんは、あっという間にJくんに追い越されて、がっかりするやら、うれしいやら
Jくんはお母さんを追い越して、得意顔!
親子で矯正治療って素敵だなぁ!と思う同時に、rapidとslowの違いを、矯正歴30年の中で一番感じた出来ごとでした
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本年もよろしくお願いします。
皆様、おそろいでよいお年をお迎えになったことと存じます
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旧年中はお世話になり、ありがとうございました
2009年はどんな年にしたいかな?
2010年はイノウエ矯正歯科開業20周年記念の年になるので、それに向けて、20年の症例を振り返ったり、データを整理したり、そんなことができたらいいな。って思っています。
矯正学というのは、同じ場所で同じ患者さまを、ずーっと診療させていただいて、長ーーい年月を経過して、初めて見えてくるものがたくさんあります。
それは、若い自分にはわからなかったことです。
そんなこんなをしっかりまとめて、青空塾の若い先生たちや自分の子どもたちに伝えることによって、より早くより良い治療を行っていけるようになるのだと思うのです。
本年もイノウエ矯正歯科をよろしくお願いいたします