早速、霞ヶ関へ?!ちょっと過激発言かもしれませんが。。。
下記は、NHKの今朝のニュース廬です。”眼科の世界、おまえもか。。”と悲しく思いました。
廬若い女性に人気があるカラーコンタクトレンズを使って目に異状を訴えるケースが2年半で160件以上に上り、このうち21件は角膜にかいようができるなど重症だったことがわかりました。カラーコンタクトレンズは薬事法で医療機器に指定されておらず、安全対策の遅れが被害の拡大を招いたとも言え、国の早急な対応が求められます。廬
前のブログでも書いたように、タバコ対策、薬害エイズ、薬害肝炎、ハンバーガーショップのポテトチップスの油などなど、諸外国では、危険とわかったらすぐに対応していることが、常に後手後手になりがちな日本。。。。
矯正歯科の世界でも、標榜の自由(何の資格試験もなく歯科医であれば、誰でも”矯正”と看板にかけること)に、最近では、医療広告規制緩和、ビジネスの歯科界への参入
で、、矯正治療の安全性が脅かされている現状があるように思います。
何年か後に、
廬矯正治療による被害が続出して、、、、安全対策の遅れが被害の拡大を招いたとも言え、、、、廬
というニュースが出ないことを祈るばかりです。
タグ: 矯正
-
医療界への対策の遅れ
-
私のブログ
ブログをまめに書くようになって、半年弱が経過しました
。ま、自己満足みたいなもんね。と思いつつ、矯正や禁煙に関することは、できるだけ多くの人に読んでもらいたいんだけど。。思いつつ、誰も読んでくれてないだろうな。。なんて、思いつつ、
でも、この前東京の講演会で北海道の友達に会ったら、読んでるよ。って言ってくれました。他の人のブログへの書き込みに、私のブログのことが書いてあるのをたまたまみつけたこともありました
。患者さんから読みました。って言っていただいたこともあります
。
とてもうれしいことです。専門家から一般の人に情報発信ができるもっとも簡単なツールとして、やはり有効ですよね。HPもどんどん充実させて、ブログも楽しんでいきたいと思います
。
ときどき、ぼやきというか愚痴みたいなのも混じりますが、霞ヶ関に向かって叫びたいことも、このブログに書いちゃおう獵そのうち届くかも令届きますようにって願いを込めて書くようにします。
これからも、よろしくお願いします。
-
患者さんが希望すれば。。。?
今日の初診相談の方は、セカンドオピニオンを求めにこられた方でした。
”それで、そちらの先生はどう言っておられるのですか令”とお尋ねしたところ、”ご本人が希望するなら下の歯にもつけます。嫌がるならこのままです。”とのこと。。。
以前に、”NBM:Narative Based Medecine”といって、患者さんの物語に耳を傾ける医療が大切だと、このブログでも紹介しましたが、それとこれとはちょっと違うぞ。と思いました。
患者さんは素人さんなので、本物の矯正とはどんなものか、どういうゴールを目指すべきなのかが、わからなくて当然ですが、以前にもお話しましたように、アメリカのお母さん方は、矯正のことをよく知っておられます。日本のお母さんも、がんばって、矯正治療ってどんなもの。ということをよくわかっていただきたいな。と思いました。そして、そのためには、私たち専門家が、お母さん方に、わかっていただきやすい環境を作っていかないといけないんだな。とあらためて思いました
。
-
イノウエ矯正歯科で治療すると囲碁が強くなる?
イノウエ矯正歯科で矯正治療を受けると、囲碁が強くなる。。。
というエビデンスは。。。ありませんが。。
でも、なんと獵患者さんの亀川くんは高校生の部で、大槻くんは小学生の部で、全国大会に出るそうです。大槻くんのお母さんが、教えてくださいました。
すごいですよね
がんばってくださいね。応援しています
イノウエ矯正歯科の患者の皆さん獵こんなうれしいニュース廬があったら、どんどん教えてくださいね。
私には子供が二人いますが、患者のみなさんのことも自分の子供のようにうれしいです。この前、I君が赤ちゃんを連れてきてくれた時は、孫のような気分でした。
イノウエ矯正歯科を巣立ったみんなが、いろんなところで活躍してくれることを、祈っています。もしよかったら、MAPLEお母さんにも、その活躍ぶりを教えてくださいね。楽しみにしています
。
-
手作りHP
昨日来院された患者さんが、”HPの手作り感がいい。”って言って下さいました
。メチャメチャうれしかったです
。
毎日のように電話やFAXやメールで、HP作成会社からの勧誘が届く中、”手作りにこだわってきた甲斐があったぁ。。”って思いました。 スポンサーサイトになったり、HPの会社に委託しないと、どんどん検索の順位が落ちていくのが残念だけど
、もし、イノウエ矯正歯科のHPっていいじゃん
って思ってくださったら、ちょこちょこ覗いてやってください。クリックの回数で、応援してください
。よろしくおねがいしまーーす
-
永久歯がはえ揃ってから?
昨日の新患さんのお母さんから、”矯正相談は、永久歯がはえ揃ってから。。と思っていたのですが、そうではなかったのですか令”と質問されました。
ときどき、そうおっしゃるお母さんに出会います。一般歯科の先生に言われたり、なんとなくお母さん方の間で、そんな話がふわふわ飛んでいたり、のようです。
そうではなくて、なんだかヘンだな?これでいいのかな?と思ったら、早めに、矯正のご相談を受けてみられることをお勧めします。過介入はマイナスですが、早い方が治しやすいことが多いのです。遅くなると骨格性のコントロールが難しくなったり、不正咬合によるマイナスが大きくなっていたりします。
開始の必要がなければ、過介入を避け、観察を続けます。少しでも自然治癒の可能性のある患者さんには、開始はお勧めしません。イノウエ矯正歯科には、観察のまま、あるいはアドバイスだけで順調に進み、矯正治療なしに無事成長されたお子さんもおられます。
永久歯がはえ揃うまで待つのではなく、早めに相談にいらしてくださいね。
-
6万円と60万円
昨日来られた新患の患者さんのお母さんからのご質問でしたが、「矯正って、6万円だった。という人と、60万円だったという人と、なんで一桁も違うのですか令」
そうですよね。なんで令って思いますよね。きっと、費用体系が違うのでしょうね。どこまでの治療費か?ということをよく聞くことが大切ですよね。それから、同じ60万円でも内容が違うこともあるでしょうね。
これは、矯正だけでなく、どの業界にも言えることだと思いますが、特に、矯正はバラツキが大きいかもしれません。
きちんとした検査を行い、問題点をすべてリストアップし、レントゲン分析、模型分析などを行い、患者さんにわかりやすく説明し、最良の治療方針を患者さんといっしょに決定すること。
矯正だけでなく、予防歯科もきちっとしていて、虫歯ができないように管理してくれること。
ちゃんと責任を持って、大人になるまで診てくれること。
力子ども達の気持ちをひきつけておいてくれること。
曆後戻りがないように、舌や唇の癖についても指導してくれること。
などなど、矯正治療が本当に成功するためには、いろいろなファクターが揃うことが必要とされます。
”本当に成功する”ということは、見た目だけじゃなくて、大人になっても、年をとっても、大丈夫な歯並びを完成すること、患者さんご自身に予防の力をつけていただき、ご自身の歯をいとおしく思っていただけるようになることだと、私は思っています。
-
月星先生のご講演
昨日、豊中市歯科医師会主催の研修会に参加してきました。以前から尊敬している阪大の先輩である月星先生のご講演を無料で拝聴できるなんて。。と、またまた、日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)には直接は関係ないのですが、出かけてきました。”矯正以外のお話を聞くことも大切だ”と常々思っていますが、やっぱり収穫は大きかったです。
月星先生は、外傷歯の治療や歯の移植では世界的に有名な先生で、以前、ヨーロッパ矯正歯科学会の書籍展示スペースをのぞいてみた時には、英語に訳されたご著書だけでなく、他の言語の訳本もあったような。。
先生の治療の基本は、最小介入の最大効果。ヒトの持つ治癒能力を最大限に発揮できるような歯科治療を常に探求されておられます。時に、歯科の常識をくつがえすような治療でも、論理的に考え、実行されて成果をあげておられます。
私も医療の介入は最小であるべき、と常に考えていますので、月星先生のお考えがすんなり入ってきました。専門分野は異なるけれども、治療の考え方や進め方が、とても参考になりました。
理論に基づく医療、鵜呑みにしない医療を、最小の介入で行い、患者さんに最大の利益をもたらすべき獵という基本的考え方を、再確認できました。がんばらなくっちゃ