歯科医師会のフッ素塗布事業をデータベース化しようとして、ソフトを担当してくださる会社を探していました。
そこで、気付いたこと、
今度の新しい会社の女性のSE(システムエンジニア)の方のことを、知っている人は、
「あの人は、自分が作ったソフトを自分の子どものように思っている。。」と、表現されたのを聞いて、ふと、どの業界も同じだなぁ。。って思ったのです。
SEでも、建築設計士でも、弁護士でも、歯科医師でも、ある意味の職人には、自分の職業そのものを、心底愛している人、天職と思っている人と、お金を得るためのツールと思っている人と、2種類いるよなぁ。。って、
もちろん、ボランティアではなく、プロなのですから、お金も大切です。
プロ野球の選手なんか、その能力が契約金で評価されるわけですから。。。
でも、自分の仕事が心底好きという人と、いっしょにお仕事をするとホント気持ちがいいな。って思いました。
私も矯正治療のお仕事が心底好き
命を救うことから最も離れた医療かもしれないけれど、矯正治療を成功させることは、命を救うことに負けないぐらい、その人の人生にとって大切なことと思っています
がんばるぞ
タグ: 歯
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自分の仕事が心底好き!
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矯正治療のゴールは高校3年生ぐらいです!
昨日、堺市の北野田ということろで、日本臨床矯正歯科医会の啓発キャラバン(矯正治療のことをもっとわかってもらう活動)が開催されました
北大阪のメンバーとしてお手伝いしてきました。
相談コーナーで、3年生ぐらいの子どもさんとそのご兄弟の4家族の矯正相談をしてきましたが、なんとそのうち3家族は、一度、なんらかの矯正治療経験があったのです
あめのようなものを固めて、前歯の反対を治したのですが、2番目の歯が、逆になってしまった。。。
上あごを拡げてもらったけど、何も変わらない。。。
装置を入れることになったけど、近所の方から、やめた方がいいって言われた。。。
というお話で、全体像が見えないまま、よくわからないまま、矯正治療を始めておられるようでした。
矯正治療のゴールは、歯がずべて萌出し、成長が完全に終了した時です
後で困らないように、しっかり説明を受け、全体像をイメージして、納得して、矯正治療を開始してくださいね
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お子さんの顔を、まっすぐ正面から見てください。
昨日もお顔がゆがんでしまっている高校生のお嬢さんのことをブログに書きましたが、昨日の中学生のお嬢さんも、ゆがみかけていました
お母さんに、まっすぐ正面からお嬢さんのお顔を見ていただくよう、お願いすると、「そうですねぇ。。気がつきませんでした。」とびっくりされていました
このまま気付かずに、高校生になってしまわれたら、もっと大きなゆがみになっていたかと思うと、早めでよかった。と思いました。
歯のガタガタには気付いておられても、意外に気付いておられないのが、お顔のゆがみ。
子どものときには、よく見ないとわからないようなゆがみでも、思春期成長期を過ぎると、びっくりするほど、ゆがんでしまうことがあります。
小さいときに、一瞬、止まって、お子さんのお顔を正面からしっかり見る。ということをしてみてくださいね -
小さい時に、知っていればよかった。。。
土曜日初診相談におみえになった高校2年生のAさんは、大きく咬みあわせがずれてしまって、お顔の形も歪んでしまっていました
Aさんは、相談のお部屋のテーブルに座ると、すぐに頬杖
やっぱり!!!ちょうど、まさしく、頬杖がゆがみを作ったといわんばかりでした
お母さんによると、寝ているときも、手を当てているとのこと。
そういえば、小さいときから、そうしてました。もう少し早く気付いてあげればよかった。。。。とお母さん。
そうなんです。Aさんは残念ながら、手術を併用する矯正でなければ、いけない状況と判断されたのです
ずっと歯医者さんには通ってたのですが。。。とお母さん。
まだまだ浸透していないんです。だから、本を執筆しました
ご紹介が遅くなりましたが、「子どもの不正咬合」を4月に出版できました
子どもの歯並びに関する情報満載ですので、読んでみてください
ちょっとした注意事項を、お母様へお伝えするために、情報誌”with宝塚”にも連載を始めました
読んでみてくださいね
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写真を撮るときに、歯を見せるようになりました!
Mちゃんは、小学校2年生の受け口さんでした。
今日、診察したら、ちゃーーんと受け口が治っていました
よかったですね!って、お母さんとお話していたら、お母さんが、
”最近、写真を撮るときに、歯を見せてくれるようになったんです。以前は、にこっと笑うように言われても、いつも口を閉じたままだったんです”って言ってくださいました
そーだったんだ。。。。
Mちゃん。よかったね。これから、もっときれいな歯並びになるからね
飛び切りかわいい笑顔で、写真に写ろうね! -
短距離走型矯正治療?
イノウエ矯正歯科では、固定式装置の装着期間をできるだけ短くしようと努力してきました
というのも、私が43歳でマルチブラケット装置を装着した時、やはり、早く治療が終わればいいなぁ。。と思ったからです
”最短期間で、最良の治療成績を”というのが、最近の合言葉です。
そのためには、患者さまとドクターとスタッフが一致団結して、共通の目標に向かう姿勢が重要です
私は体育会系なので、”いくぞ獵オー獵”という感じです。
”100mmダッシュのつもりで走りきろうね!”と装置をつけた瞬間から、はずすことを考え始めます。
好成績を残せるよう、舌のトレーニングも早めに始めます。
東京から転医してこられた患者さんは、この勢いに目をまあるくされていました
”みんな行くわよ
オー
”
劣 -
矯正歯科医には、高性能のカメラ機能が搭載!
上下にかけるゴムをしっかりかけるように言われていたのに、サボりがちだったMちゃんは、今月は、とってもがんばってきてくれて、その結果、歯並びの状態がとても良くなっていました
”今回は、とても良くなってるわね。ゴムをがんばってくれたのね”とお話しすると、
Mちゃんが、
”そんなのわかるんですか令”って、不思議そうなMちゃん。
そうなんです。わかるんです。
矯正歯科医は、”前回の歯並びの状態が、頭脳のどこかの記憶領域にちゃーーんとカメラの画像のごとく、残っているのです
それで、自分の調整の1ヵ月後の予測の画像も持っていて、それとぴったりだったら、患者さんの協力も良く、順調に治療が進んでいることがわかり、それと異なっていれば、何か問題があることを察知するのです
自分でもすごい能力だと思うのですが、長年、矯正治療ばかりしていると、そういう能力が異常に発達するようです
昔、矯正の医局に残ったばかりの時に、先輩のカメラ機能に驚いていたのを思い出しました
人間ってすごいよね!プロフェッショナルってそういうもんなんだよね!って改めて思いました
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”歯”というとみんなが反応する学校
昨日、大阪府学校歯科医会の会議に出席してきました
平成21・22年度大阪府「生活習慣病予防を目指した歯・口の健康つくり調査研究事業」連絡協議会です。なっがーーぁ
今回の指定校に、お隣の豊野町の吉川小学校が選ばれました。
養護の先生いわく、「選ばれてからは、教職員のみんなが、”歯”という言葉に、反応してくれるんです!」
うれしいことです
これを機に、歯の健康、歯並びや咬みあわせが、子ども達の成長発育にいかに重要か、そして、成人した後の健康の維持にいかに大切かに、気付いただけるとうれしいな。と思いました -
学校健診の紙をもらってこなくなりました!
受け口で、乳歯が虫歯だらけだったM君。
近くの歯医者さんで、「こんなにひどい状態では、永久歯もどうなるかわからない。とても危険だ。」と言われたそうで、お母さんもオロオロされていました
受け口を治したくても、虫歯や治療した歯がボロボロで、装置の装着もままならない状況でしたが、なんとか受け口も治すことができました
その後、Mくんは一生懸命、虫歯予防を続けてくれました
月日が経つうちに、きたない乳歯は、次々ときれいな永久歯に生え変わり、ついに、虫歯の全くないお口になりました
先日、お母さんが、
「毎年、学校から健診の紙をもらってきていたのに、今年はなかったんです!」とうれしそうにお話してくださいました
Mくん。おめでとうがんばってよかったね
これからもがんばっていこうね -
5月31日は世界禁煙デー
5月31日は、世界禁煙デー
池田市禁煙推進ネットワークでは、市役所内のロビーにポスターを貼りました
ひときわ、目を引くのが、厚生労働省が作った美輪明宏さんがモデルのポスター
「鏡をみてごらんなさい。」と、タバコがお肌の大敵であることを伝えています
歯茎にも悪いことが書かれています
必見の価値アリ
是非、市役所へ行ってみてください