以前ブログでも御紹介しましたが、今年4月にクインテッセンス社から、「子どもの不正咬合-一般歯科医に伝えたい考え方と早期発見のポイント39-」を出版しました
その本の増刷が決まったと、今日出版社から連絡が入りました
たくさんの方に読んでいただけているようで、有難いことです
この本は、一般歯科の先生に子どもの咬合のどんなところを診ていただきたいかを、放置すればどうなるかを、わかりやすく解説したものですが、写真がいっぱいなので、歯科衛生士さんや養護の先生方、お母さん方でも、御理解いただけると思います。
お子さんたちの歯並びについて、いろいろと知りたいな。と思われる方には、お役に立てるかもしれません。
最近は、ネットで、専門書のような本でも簡単に手に入れることができますから、もしよかったら、アクセスしてみてください
http://www.quint-j.co.jp/shigakusyocom/html/products/list.php?category_id=10
タグ: 歯
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4月に上梓した”子どもの不正咬合”の増刷が決まりました!
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池田市健康まつり
池田市健康まつりが、毎年、9月第一日曜日に、池田市文化会館で開催されています
ということを、ご存知ない方も多いことに、最近気付きました
確かに、お年寄りが多いかも獵
でも、ここ数年、歯科医師会が力を入れて、歯科のブースを充実させたり、子供向けのミュージカルを公演したり今年は、歯科医師会会員の奥様の所属する劇団が、公演してくださいます
池田市禁煙推進ネットワークでは、市長をお招きしてパネルディスカッションをしますし、またブースでは、禁煙パッチ無料引換券をプレゼントします
他にも、風船・ボールペン・ハブラシ・歯磨きペースト・ミニルーペなどなど、また当選者にはラガールカードなどのプレゼントもいっぱいです。
是非、遊びに来てくださいね -
ウィズたからづか
ウィズたからづかというコミュニティ誌を御存知でしょうか令
7月から、歯並びの良い子に育てるために、というタイトルで、私が連載をしています諒
回目は、寝かたについて:寝かたによっては、お顔の歪みに繋がることもあるというお話をしました。
回目は、指しゃぶりについて:たかが指しゃぶりでも治療が難しい症例になることもあること。でも、やめさせるときには、じゅうぶんな注意が必要であることなど。
回目は、食事中のお茶の弊害について
今、力回目の原稿を書いています。
お子さんの歯を守るための情報を次々に書いていくつもりです。
「もう少し早く知っていればよかった。。」と残念に思われるお母さん方が、少しでも減るように!という願いを込めて書いています。
他にも宝塚スターの情報など文化的な情報がいっぱいです
よかったら、読んでみて下さいね -
障害者のA子ちゃんの矯正
診療所に残って、資料整理をしているところです
先日、装置を撤去したA子ちゃんの初診時からの資料を振り返っていました
3つばかり病名が書かれていて、知的障害もあるA子ちゃんが、大きな病院からの紹介状を持って、初診相談に来られたときは、症例としても難しく、コミュニケーションも難しそうで、本当に、私が担当して大丈夫なのだろうか、私がお引き受けして良いのだろうかと、すごく不安でした殮
でも、言葉での表現はできなくても、こちらの言うことはよく理解してくれていて、なんとなく、いっしょにがんばっていけそうな気がして、お引き受けしたのです
そのA子ちゃん。すっかりきれいな歯並びになりました
リテーナーもきっちり使ってくれて、装置を撤去した後の安定もバッチシ
ホント、ゴムも顎外固定装置も、まじめに使ってくれました
なんとなく、私も成長させてもらった気分です
ありがとうねA子ちゃん
がんばってよかったね
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フッ素の実験
じゃーーん
イノウエ矯正歯科では、夏休みのイベントとして、フッ素の実験を企画しました
あまり詳しく言っちゃうと、楽しみが半減してしまうので、言えないのですが、フッ素の威力を、お子さんのの目で確かめてもらえる実験です。
東京の友達の診療室へ行ったとき、教えてもらいました
予防を心底愛していて、患者さんの利益をいつも真剣に考えていて、本当にステキなお友達なんです
2年生から4年生までのお友達なら、誰でも参加可能です
夏休みの宿題としても、使えってもらえると思います
お問い合わせ&お申し込みは、hanarabi@inouekyousei.or.jpまで
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最新のブラケットを主流にすることに決めました!
現在、矯正治療の分野では、セルフライゲーションシステムといって、細いワイヤーで主線とブラケットを止める必要のないブラケットの開発が進んでいます。
ひと頃、その中のひとつのデーモンシステムが、さまざまな効能書きで、誌上をにぎわせたことがありましたが、その後、各社、同様のブラケットの開発、改良を重ね、イノウエ矯正歯科でも、いろいろと試してみました。
結果として、ある会社のセルフライゲーションブラケットを採用することに決めました。(宣伝になってもいけないので、名前は伏せます。)
価格は、これまでのブラケットの倍ほどしますが、治療費はそのままでいきます
2倍の費用を払っても導入するメリットは、
結紮線(主線とブラケットを止めるワイヤー)の端が出てきたために、チクチク痛いということが、全くない。
患者さまの歯磨きが容易。
主線の着脱が容易なので、チェアータイムが短く、患者さまも術者も楽。
力すべりが良いので、歯の移動が速く、治療期間を短縮できる。
曆今回選択したブラケットは、これまでのイノウエ矯正歯科のやり方の優位な点を残しながら、セルフライゲーションの良さを付け加えることができる。
こんな感じかなぁ。。。
でも、いつも言うように、ブラケットはあくまでも手段です。
ブラケットが治してくれるわけではありません。
ブラケットの良さを最大限に引き出して、より良い治療をより快適に受けていただくのが、私たちの使命だと思っています
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チャリ通勤でeco&健康
朝のニュース廬でecoが取り上げられていました。
イノウエ矯正歯科では、マイコップのお願いを進めていて、ご協力いただける方がどんどん増えていてうれしく思っています
それから、もうひとつ、イノウエ矯正歯科のスタッフの間で、チャリ通勤がちょっとした話題です
私も、愛車コペンを置いて、娘のお古のマウンテンバイクでときどき通勤しています玲
パソコンを入れたリュックを背負って、風を切って走るのは気持ちいい
でも、診療所についたとたんに、汗が吹き出ます嶺
それも、また、体にいい!って感じです。
eco&健康増進に、チャリ通勤をがんばりたいと思っています -
矯正治療の診断とは!
イノウエ矯正歯科では、矯正治療開始時には、検査の後、診断というお話の時間を設けています
というか、これがあたりまえと思っていたら、そうではないということがわかりました
実は、開始早々、その医院に通いたくなくなったと言って、転医されてこられた患者さんがおみえになるのですが、診断時に、いつものように、いろいろとご説明している途中に、ふと気付いて”こんな話、前の先生からも聞いておられますよね。同じことを長々と聞いていただいてごめんなさい。”と言うと、”いいえ、初めてのことばかりです。”とおっしゃるのです。
”?????”と私はびっくり
矯正治療では、診断というお話の際には、
患者さまの問診表からわかること(癖や鼻咽喉疾患、成長の様子など)
視診、触診からわかること(扁桃腺の大きさや舌や唇の様子、顎関節の状態など)
顔(正面と側面と笑顔)の写真の特徴など
力歯全体の写真から言えること(歯の数や親知らずの状態など)
曆歯型から言えること、(かみ合わせの状態、歯並びの問題点、歯のサイズの異常、かみ合わせのズレなど)
歷顔のレントゲンから言えること
(正面:非対称の有無、側面:骨格の特徴や前歯の角度など)
轢虫歯のリスク、歯周病のリスク
そんなこんなを、30分ぐらいかけて説明して、問題点を整理し、それらをもとに立案した治療方針を納得いただけるようにご説明するのが診断です。
2通り3通りの治療方針をご提示して、利点、欠点を、ゆっくりいっしょに検討する場合もあります。
私はそれが矯正専門歯科の当然の姿だと思っていましたが、そんな診断説明がなく、治療が開始されていることがあると聞いてびっくり
大切なご自分の歯、お子さんの歯のことを、しっかり理解してから、納得してから、治療を開始ししましょう
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成人矯正のおすすめ
イノウエ矯正歯科の成人矯正の患者さまの中には、患者さんのご両親がたくさんおられます。
お子さんの相談に来られて、いっしょに始められるかた
お嬢さんの矯正治療が無事終了したのを見て、始められる方
昨日も親子ぺアが誕生しました
大人の矯正は無理。歯周病だから無理、治療した歯が多いから無理。と思い込んでおられませんか令
確かに楽ではないですが、(私も経験がありますので)歯で苦労しない老後、歯見せて自信を持って笑える老後が待っています
矯正治療を機会に、歯周病の予防の仕方もしっかり勉強すれば、8020達成も夢じゃありません
是非、一度ご相談ください華麗なる老後のために
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拡大床を入れてみました!
理由あって!(詳しくは長くなるので、聞かないでくださいね)拡大床を入れてみました
イノウエ矯正歯科の技工士の野口君は、もうベテランになってきて、完璧の仕上げで、表面もツルツル
小さめに仕上げてね。という私の希望も入れてくれて、パッチシの拡大床でした
ネジを回して、夜入れてみて、これなら大丈夫と、喜んでいたのですが、翌朝、しゃべってみて、びっくり殮
健康増進課の課長さんと、電話でしっかり話しこまないといけなくなったときには、思わず、拡大床をはずしてしまいました
これまで、あのややこしいマルチブラケットの装置は、経験があったのですが、拡大床は初めて!
患者さんの気持ちが、よーーくわかりました
できるだけ楽な装置で、できるだけ早く、できるだけ良い成績で終了できるように、ということを、改めて痛感しました