土曜日の新患さんのH君。問診表に転勤の可能性有となっていたために、転勤の場合の注意点をご説明させていただいていたら、突然、涙が。。。
ごめんなさい。これまでもたくさん転勤の可能性有の方のご相談をさせていただいてきたけれど、H君のように涙を流した子どもさんは初めてでした。
大丈夫よ。先生は幼稚園2つ、小学校4つ、中学校3つ、高校2つ行っても大丈夫だったよ。って励ましたけれど、、、
聞くと今まで実は転校を経験したことがないとのこと。それじゃぁ心配になるよね。
これからの初診相談の時は、ううーーんと気をつけます。
こうして、矯正歯科医になって28年が経つ私は、今日も子どもさんから大切なことを学ばせていただきました。
H君。ごめんなさい。そして、ありがとう
Blog
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未だに子どもたちから学ぶことがいっぱい!
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金木犀と松茸
今年は例年にも増して、金木犀の香りが漂っているような気がしていたら、やはり、実際そうなのだそうです。
うちの裏庭の金木犀も今満開で、家の中にも香りがたちこめています。
卸売り市場の方によると、金木犀の花がたくさん咲く年は、松茸の収穫も期待できるそうです。
どんな関係があるんだろう令。
きっと気象条件か何かが、金木犀と松茸とに共通するのでしょうね。
自然界の不思議がありそうですね。 -
ええ年やからこそ、矯正やねん!
子どもの時に一度矯正治療を受けていた私が、43歳で矯正装置をつけたとき、口の悪い仲良しの友人から、
「ええ年して、今頃矯正かいな。そんな装置、子どもの時につけるもんとちゃうん?!」って、言われました。
そうじゃないんですよね。
「ええ年やからこそ、矯正やねん!」と私は答えます。
40歳を過ぎると、少しずつ老化が始まります。それまで、歯並びが少々悪くても平気だったのに、少しずつ悪化していくようになります殮。
そう、その時こそ、矯正治療です。
イノウエ矯正歯科では、今、中高年の矯正治療の患者さまがどんどん増えています。
昨日のブログにも書いたように、口から食べる楽しさと大切さに、早く気がついて、何歳になっても大丈夫なお口の状態を作っておく。
それが、これからの高齢化社会には不可欠だと思います。
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口から食べることの幸せと重要性
昨晩、長崎の角町正勝先生の活動が、NHK教育放送午後8:00-8:30の「福祉」で紹介されました。
角町先生は、麻痺などで経口摂取できなくなり、鼻や、穴を開けた喉から、食事を取っておられる患者さんが、口から食事がとれるよう、患者さんの口の機能回復にご尽力なさっておられます。
映像の中で、食べることの楽しみを思い出した喜び、格段に元気を取り戻された喜びを語るご本人と家族、そして、その喜ぶ姿が見て涙する先生のお姿に感銘を受けました撚。
私自身、食べることを当たり前のこととして捉えてしまいがちな毎日ですが、改めて、口から食べることの幸せと重要性を再確認し、皆さんにもお伝えせねば。そして、同じ歯科医師として、私も微力ながら貢献せねば。。。と思いました。 -
ご両親ともに矯正治療の経験者
先日は、ご両親お二人とも、矯正治療経験者という患者さんがおみえになりました。
最近、ご両親のどちらかが治療経験者という方が増えている。。と感じていることを前のブログでも書きましたが、両親ともに。というとアメリカ並になってきたとうれしく思います。
そういう井上家は、主人も私も矯正治療経験者ですが。。。
ここ2,3ヶ月だけを集計すれば、初診患者さんの半分以上が、ご両親のうちどちらか、もしくは両方が矯正治療経験者さんのような気がします。
矯正治療のすばらしさとたいへんさの両方をご理解いただいている方のお子さんに来ていただけることは、とても意義あることだと思っています。
こうして、全体の矯正治療のレベルがあがっていくのをうれしく思います。
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矯正歯科治療の普及
土曜日におみえになった初診相談のNちゃんが、
「私もMちゃんのような、カラーのゴムがいい。かわいいもーーん。」って言ってくれました。
もう一人のKくんのお母様は、ご自分が6年間も矯正治療をしていたという苦い経験をお話してくださいました。
ようやく大阪でも、患者さんの方から、こんなお話が聞けるほど、矯正歯科治療が普及してきたんだなぁ。。と、実感しました。
私が開業した頃は、矯正治療の普及度のアメリカとの差をずいぶん感じていたのですが、ようやく日本もアメリカに近づいてきたのだなぁ。。と感じます。
ずーっと心配してきたけれども、一般の方に、本物の矯正治療を見抜く力、選ぶ力が備わるのもそう遠くはないかも!と期待できるような気がしてきました。 -
整理整頓
整理整頓の能力って、生きていくうえで、重要ですよねぇ。。
仕事関係だけでなく、衣類、台所、記念品などなど、ホント、ボーッとしてると、あっという間に、ガラクタであふれかえってしまいますよね。
私もあんまり得意じゃないので、ホントいつもすっきり整理整頓ができる人を、尊敬しています。
ときどきHow To本を買って読んだりしますが、これは、小さいときから、身に付けないといけないものだなぁ。。って、つくづく思います。
この2,3日、改心して、あちこちを整理整頓してます。
でも、本当は毎日の心がけなんですよね。そうそう、毎日コツコツ。。。がんばるぞぉ!!!
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今日も、向井先生のお話を拝聴してきました。
”食べ方から進める食育”というタイトルで、今日は豊中市民向けに、向井先生がお話をされました。
市民向けにはどんなお話をされるのだろう。って、今日も拝聴してきました。
消化器官は、食物が入って出て行く過程において、前から後ろへ、順番に信号を送っている。だから、胃に直接入れる方法では、食道に逆流するという問題が生じやすい。。。なるほど。。。
まずは、口唇。それから口腔内。離乳食をあげる時も、初めは口唇の動きを大切に。。。なるほど。。。
他にも、昨日に引き続き、なるほど。。の連続。
私たちが学生の頃の授業では、あまり取り上げられなかったし、その後の研修でも、あまり触れる機会が少なかったので、口唇や舌の動きの問題に取り組んでいる私には、とても勉強になった2日間のご講演でした。
そして、このお話をもっとお母さん方にも伝えてあげたい。。と思いました。がんばるぞぉ。。。
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摂食・嚥下の講演会
今日は、豊中市歯科医師会の学術講演会に、摂食嚥下の分野でご活躍の昭和大学の向井教授がおみえになると伺ったので、喜び勇んで、出席してきました。
やはり、第一人者でいらっしゃるだけあって、”目からうろこ”のお話がいっぱいでした。
1年間の窒息死数が交通事後死数より多いことをご存知ですか?
加齢とともに、それまで、何の意識もなく普通に行ってきた”食べる”という動作が難しくなり、窒息したり、誤嚥性肺炎と言って、食道に入るべき食物が、気管に入りることによる肺炎が、起こりやすい状況になるのです。
小さな子どもたちも、お年よりも、五感をフルに使えば、食事をもっと楽めるということを教えていただきました。
どんなにすばらしいシェフが作ったお料理でも、楽しく正しく食べることができなければ、台無しです。
歯科医師である私にとっても、お口の大切さ、何気なく行っている”食べる”という動作の重要さを、認識させられた講演会でした。
そして、このことを皆さんにお伝えしていくことが、私の使命なんだ。って、強く感じる講演会でした。 -
日本矯正歯科学会から帰ってきました。
火・水・木の3日間、幕張で開かれていた日本矯正歯科学会から、先ほど帰ってきました。
去年まで、認定審査委員として、1日中缶詰状態になって、神経を張り詰めて事前審査を行い、また、面接試験をして。。。という学会が続いていたのですが、3期連続のお努めを終えて、今年からはとてもリラックスして、学会に出席することが出来ました。
また、これまで事前審査のために出席することができなかった開会記念講演も出席することができ有意義でした。
先日の阪井先生に続き、眼科の坪田先生のアンチエイジングのお話でしたが、一層理解が深まり、やはり、食事、運動、ストレスフリーの大切さを学びました。
アンチエイジングをすることで、すべての疾患の改善を図ることができる。というご説明に、思わず”御意”という感じでした。
続きはまた、後日。。。。