理由あって!(詳しくは長くなるので、聞かないでくださいね)拡大床を入れてみました
イノウエ矯正歯科の技工士の野口君は、もうベテランになってきて、完璧の仕上げで、表面もツルツル
小さめに仕上げてね。という私の希望も入れてくれて、パッチシの拡大床でした
ネジを回して、夜入れてみて、これなら大丈夫と、喜んでいたのですが、翌朝、しゃべってみて、びっくり殮
健康増進課の課長さんと、電話でしっかり話しこまないといけなくなったときには、思わず、拡大床をはずしてしまいました
これまで、あのややこしいマルチブラケットの装置は、経験があったのですが、拡大床は初めて!
患者さんの気持ちが、よーーくわかりました
できるだけ楽な装置で、できるだけ早く、できるだけ良い成績で終了できるように、ということを、改めて痛感しました
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拡大床を入れてみました!
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自分の仕事が心底好き!
歯科医師会のフッ素塗布事業をデータベース化しようとして、ソフトを担当してくださる会社を探していました。
そこで、気付いたこと、
今度の新しい会社の女性のSE(システムエンジニア)の方のことを、知っている人は、
「あの人は、自分が作ったソフトを自分の子どものように思っている。。」と、表現されたのを聞いて、ふと、どの業界も同じだなぁ。。って思ったのです。
SEでも、建築設計士でも、弁護士でも、歯科医師でも、ある意味の職人には、自分の職業そのものを、心底愛している人、天職と思っている人と、お金を得るためのツールと思っている人と、2種類いるよなぁ。。って、
もちろん、ボランティアではなく、プロなのですから、お金も大切です。
プロ野球の選手なんか、その能力が契約金で評価されるわけですから。。。
でも、自分の仕事が心底好きという人と、いっしょにお仕事をするとホント気持ちがいいな。って思いました。
私も矯正治療のお仕事が心底好き
命を救うことから最も離れた医療かもしれないけれど、矯正治療を成功させることは、命を救うことに負けないぐらい、その人の人生にとって大切なことと思っています
がんばるぞ
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矯正治療のゴールは高校3年生ぐらいです!
昨日、堺市の北野田ということろで、日本臨床矯正歯科医会の啓発キャラバン(矯正治療のことをもっとわかってもらう活動)が開催されました
北大阪のメンバーとしてお手伝いしてきました。
相談コーナーで、3年生ぐらいの子どもさんとそのご兄弟の4家族の矯正相談をしてきましたが、なんとそのうち3家族は、一度、なんらかの矯正治療経験があったのです
あめのようなものを固めて、前歯の反対を治したのですが、2番目の歯が、逆になってしまった。。。
上あごを拡げてもらったけど、何も変わらない。。。
装置を入れることになったけど、近所の方から、やめた方がいいって言われた。。。
というお話で、全体像が見えないまま、よくわからないまま、矯正治療を始めておられるようでした。
矯正治療のゴールは、歯がずべて萌出し、成長が完全に終了した時です
後で困らないように、しっかり説明を受け、全体像をイメージして、納得して、矯正治療を開始してくださいね
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糸トンボ
今朝、庭で糸トンボをみつけました。
水色の透き通った羽の、私が小さい頃見慣れたのと同じ糸トンボでした(アタリマエか!)
以前、ホタルが飛んでくるとお伝えしましたが、糸トンボも飛んでくる箕面の自然に、改めて感謝! -
お子さんの顔を、まっすぐ正面から見てください。
昨日もお顔がゆがんでしまっている高校生のお嬢さんのことをブログに書きましたが、昨日の中学生のお嬢さんも、ゆがみかけていました
お母さんに、まっすぐ正面からお嬢さんのお顔を見ていただくよう、お願いすると、「そうですねぇ。。気がつきませんでした。」とびっくりされていました
このまま気付かずに、高校生になってしまわれたら、もっと大きなゆがみになっていたかと思うと、早めでよかった。と思いました。
歯のガタガタには気付いておられても、意外に気付いておられないのが、お顔のゆがみ。
子どものときには、よく見ないとわからないようなゆがみでも、思春期成長期を過ぎると、びっくりするほど、ゆがんでしまうことがあります。
小さいときに、一瞬、止まって、お子さんのお顔を正面からしっかり見る。ということをしてみてくださいね -
小さい時に、知っていればよかった。。。
土曜日初診相談におみえになった高校2年生のAさんは、大きく咬みあわせがずれてしまって、お顔の形も歪んでしまっていました
Aさんは、相談のお部屋のテーブルに座ると、すぐに頬杖
やっぱり!!!ちょうど、まさしく、頬杖がゆがみを作ったといわんばかりでした
お母さんによると、寝ているときも、手を当てているとのこと。
そういえば、小さいときから、そうしてました。もう少し早く気付いてあげればよかった。。。。とお母さん。
そうなんです。Aさんは残念ながら、手術を併用する矯正でなければ、いけない状況と判断されたのです
ずっと歯医者さんには通ってたのですが。。。とお母さん。
まだまだ浸透していないんです。だから、本を執筆しました
ご紹介が遅くなりましたが、「子どもの不正咬合」を4月に出版できました
子どもの歯並びに関する情報満載ですので、読んでみてください
ちょっとした注意事項を、お母様へお伝えするために、情報誌”with宝塚”にも連載を始めました
読んでみてくださいね
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禁煙タクシーのおじちゃんと勝間さん
今日は、矯正の学会が大阪の国際会議場であったので、梅田からタクシーに乗りました
すると、禁煙にご協力くださいという札が貼ってありました
70歳ぐらいの運転手さんでしたが、14年前に禁煙されたとのことそれが、体力的にも精神的にも、自信に繋がっている禁煙できたから、今も仕事が続けていられるのだと思う。と言っておられました
なるほど。。良いお話を聞きました
帰りの電車の中で、勝間さんの本を読んでいたら、勝間さんも禁煙されたとのこと。
違いは、「創造性」だそうです。禁煙してから、集中して新しいことを考え抜くというということができるようになったとのことです。
ふーーん。。。そうなのか。。
以前は喫煙者だった方のお話には、説得力がありますよね
こんなお話を広めて、一人でも多くの人に禁煙のよさをわかっていただきたいと思いました
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写真を撮るときに、歯を見せるようになりました!
Mちゃんは、小学校2年生の受け口さんでした。
今日、診察したら、ちゃーーんと受け口が治っていました
よかったですね!って、お母さんとお話していたら、お母さんが、
”最近、写真を撮るときに、歯を見せてくれるようになったんです。以前は、にこっと笑うように言われても、いつも口を閉じたままだったんです”って言ってくださいました
そーだったんだ。。。。
Mちゃん。よかったね。これから、もっときれいな歯並びになるからね
飛び切りかわいい笑顔で、写真に写ろうね! -
短距離走型矯正治療?
イノウエ矯正歯科では、固定式装置の装着期間をできるだけ短くしようと努力してきました
というのも、私が43歳でマルチブラケット装置を装着した時、やはり、早く治療が終わればいいなぁ。。と思ったからです
”最短期間で、最良の治療成績を”というのが、最近の合言葉です。
そのためには、患者さまとドクターとスタッフが一致団結して、共通の目標に向かう姿勢が重要です
私は体育会系なので、”いくぞ獵オー獵”という感じです。
”100mmダッシュのつもりで走りきろうね!”と装置をつけた瞬間から、はずすことを考え始めます。
好成績を残せるよう、舌のトレーニングも早めに始めます。
東京から転医してこられた患者さんは、この勢いに目をまあるくされていました
”みんな行くわよオー”
劣