カテゴリー: 矯正治療・不正咬合について

  • 毎朝鏡を見るのが楽しみな矯正治療

     先日、かわいいハムスターのカレンダーといっしょに、ステキなお手紙を届けてくださった患者さんがおられますnote.gif
     どうステキかというと、、、
     ”毎朝、鏡を見るのが、楽しみなんです。歯がどんどん動いて、歯並びが良くなっているのを見るのがうれしいんです”
     って書いてくださっていたのですcoldsweats01.gif
     決して、矯正治療は楽ではないけれど、毎朝、歯が動いていくのを鏡で見ることを楽しみにすれば、きっと矯正治療期間も楽しいものになるのでしょう。とうれしく思いました。
     歯は、きちんと力学を考えて、舌の癖などの問題を解決して、患者さんの協力が得られれば、面白いほど動きますし、どんどん歯並びは良くなっていきます。
     もっと、たくさんの人に、お手紙のように、毎朝、鏡を見る楽しさをわかっていただけるといいなと思いました。
     お手紙ありがとうございましたheart02.gif
      
     

  • 歯の悩み(舌・唇の機能の問題)

     お母様方の歯の悩みのことを書いた翌日、今度は、インタビュー関係でご一緒した方が、セカンドオピニオンを求めて、ご来院になりましたnote.gif
     一度矯正治療したけれども、前歯のガタガタが戻ってきてしまって、もう一度装置をつけて始めたけれど、治療後また戻るだろうから、4本連結のラミネートベニアというもので、下の前歯を固定すると言われたとのことですweep.gif
     大学病院にも行って相談してみたけれども、あまり芳しいお答えはなかったとのことでした。
      
     でも、私には、そうなった原因がすぐにわかりましたflair.gif
     その方は、嚥下(飲み込み)の際に、下唇を強く吸い込まないと飲み込めないのです。
     そのために、嚥下の度に、下の前歯が下唇に押されて、内側に倒れこんでしまうのです。
     私も開業した頃は、そのことに気付いていなくて、同じような経験をしましたbearing.gif
     でも、今は、そういった舌や唇の悪い機能が、歯並びを悪くする。だから、歯並びを矯正装置で治すだけでなく、その悪い機能も治さないと本当に正しい歯並びは手に入れられないということを確信し、その重要性を今、もっと広めようと活動し始めたところなのですpunch.gif
     私の活動の必要性を再確認させてくださいましたcoldsweats01.gif
     ありがとうございましたheart02.gif
     
     

  • 大人の矯正治療

     土曜日のもう一人の初診患者さまは、30代の女性の方note.gif
     いつも御紹介くださる一般歯科の女医さんからの紹介でした。
     奥歯が傾いていて、虫歯が治療できないというのです。
     お口の中を拝見すると、ゆがんだ歯にかぶせ物や詰め物がいっぱいwobbly.gif
     治療がさぞたいへんだったろうなぁ。。って感じです。
     きっと前の一般歯科の先生は、矯正治療は全く頭になくて、ゆがんだ歯でもしかたがないから、とがんばって治療されていたのでしょうweep.gif
     ゆがんた歯のまま治療すると、どうしても限界があります。
     若い間はなんとかなるかもしれませんが、40代50代になると、歯周組織も弱ってくるので、問題が次第に大きくなってきますbearing.gif
     少々治療した歯が多くても大丈夫です。悪い歯を抜歯して、きれいにすることもあります。
     きれいな歯並びにしてから、かぶせ物や詰め物をやりかえていただくと、その後は本当に安心して、華麗なる老後を迎えていただけますcoldsweats01.gif
     年をとると、若い頃には気付かなかった”食事を楽しむことの有難さ”を、より一層感じるようになります。
     大人の方も、あきらめないで、是非、御相談くださいnote.gif
     

  • 口唇口蓋裂の患者さま

     昨日の初診相談には、口唇口蓋裂の7歳の患者さまが来てくださいましたnote.gif
     イノウエ矯正歯科には、阪大の口腔外科や顎口腔機能治療部からの紹介患者さまがほとんどなのですが、ときどき、遠いところから来てくださいます。
     これからの治療の流れを御説明させていただいたところ、安心してくださったようですcoldsweats01.gif
     私が大学の医局10年めの頃は、担当患者さんのほとんどが、口唇口蓋裂の患者さんでした。
     開業してからは、人数はぐんと減りましたが、ずっと小さい頃から、大きくなるまで、診てさしあげることができるので、ホント、ナガーーイお友達ですheart04.gif
     途中、スピーチの問題や、骨移植の手術など、大学の先生と連携をとりながら進めていきます。
     口唇口蓋裂の患者さんとその御両親が、安心して治療をうけていただけるようなシステムやその情報が、もっともっと拡がるといいなぁと思いましたshine.gif
     
     
     

  • ムーシールド

     昨日の初診患者さんは、受け口(反対咬合)の年長さんの女の子note.gif
     近くの歯医者さんで矯正治療を始めようとしていたが、難しい症例なので、大学病院へ行くように言われたとのこと。
     でも、あまり遠くまでは行きたくないということで、お友達の紹介でイノウエ矯正歯科に来て下さいました。
     
     同じような難しい反対咬合の患者さんを、小さい頃から高校生になるまでどのように治療していったかをご説明して、治療内容を御理解いただきました。
     相談の最後に、「ムーシールドってどんな装置なのですか?」という質問をいただきましたので、ここで、ご説明した内容を御紹介しますね。
     ムーシールドは、小児歯科の先生が、乳歯の反対咬合の治療のために開発された装置です。
     とてもよく考案された良い装置だと思います。
     ただ、乳歯の反対咬合は、装置を入れなくても自然治癒する症例から、逆に、かなり大掛かりな装置でも治すのが難しい症例まで、さまざまなのですが、それをムーシールドですべて対応しようとすると無理があります。
     その判断を間違わなければ良いのですが、危険なのは、ムーシールドでの治療を長引かせすぎて、治療のタイミングを逸してしまうことです。
     上顎の骨に対する装置の効果は、小さい頃の方が良いことが報告されています。
     劣成長のである上顎の骨そのものアプローチして、小さい間に、上顎の骨の成長を促すことが、肝心なのです。
     ムーシールドはお子さんの負担が比較的少ない点は良いのですが、上顎の劣成長に積極的に対応できる装置ではないので、そういう対応が必要な症例には適応できないのです。
     というお話をさせていただきました。御参考までに。
     
     

  • 歯科矯正学の進歩

     昨日に続き、今回の福岡の日本矯正歯科学会で感じたこと。
     矯正治療って、治療の技術面や装置はずいぶん開発されて、大きな変化をしているけれど、基本的な部分は、まだほとんどわかってないんだってことeye.gif
     海外・国内の招待講演者の多くが、機能と形態の関係や骨格と咬合の関係、すなわち、どうして不正咬合が生じてくるのか?どう捉えれば良いのか?ということを取り上げておられましたwobbly.gif
     これらは、18世紀中ごろの矯正歯科の巨匠、ブローべンド先生、サッスーニ先生、モス先生達が、いろいろと述べておられたことで、あの頃の先生はすごかったんだぁ。。って改めて思いなおしましたshine.gif
     それが、未だに解明されていないのですbearing.gif少しだけ、遺伝子操作のお話もありましたが。。。
     私が毎日取り組んでいるこれらの難問は、矯正治療の一番基本の部分、重要な部分だと思っています。
     少しでも、核心にせまりたい。がんばるぞぉpunch.gif
     

  • 矯正治療は美容整形じゃない!

     昨日の初診相談は、地方出身の優秀な理科系女子大生さん。舌癖を伴う出っ歯さんで、益々出っ歯がひどくなることが心配されましたweep.gif
     
     相談の最後に、お願いがあるのですが。。。とのこと、何かと思ったら、
     「父が、美容整形みたいな矯正治療はするなと言っている。矯正治療が健康のために必要であることを、書いていただけますか?」
     もちろんOKしましたscissors.gif
     私は、いつも、
    ”矯正治療は全身の健康のため、笑顔はがんばったことへのご褒美”と、お話しています。
     エステの向こうじゃなくて、がん治療の手前と説明しています。
     一生、全身の健康を支えてくれるしっかりとした正しい歯並びを、矯正治療で獲得していくのです。
     機能的に正しい歯並びは、必ず美しい笑顔を保証してくれますよcoldsweats01.gif
     
     

  • 何歳になっても矯正治療は可能です。

     今日の初診相談の26歳の女性の方は、今までずっとかかりつけだった先生から、事情があって、他の先生に変わったとたんに、矯正相談を受けるように勧められたそうですnote.gif
     診ると、上あごが狭くて、歯並びががたがたで、ほとんど噛んでいない状態で、前歯は逆になっていて、削れていて、歯茎は下がりかけていましたwobbly.gif
     間違った位置で噛んでいるので、顎の周りの筋肉も疲れるようでしたweep.gif
     前のかかりつけの先生は大人の矯正について消極的だったのかもしれませんね殮
     歯医者さんでも、大人になったら矯正治療は無理と思っておられる方がいて、あまり勧めてくださらないようですが、今では、何歳でも矯正治療ができますup.gif
     そういう私も、以前は、40代の患者さんの歯を抜いて矯正治療を開始するのに、ずいぶん勇気を振り絞ったものでしたbearing.gif
     宝塚クリニックの患者さんの最高年齢はなんと79歳なんですshine.gif
     きれいになられて、とても喜んでおられましたcoldsweats01.gif
     何歳になっても矯正治療は可能ですscissors.gif
     いつまでも若々しく、美味しいものをいっぱい食べて、楽しい毎日を過ごすために、あきらめずに、矯正治療を考えてみてくださいねheart02.gif
     
     up.gif

  • 矯正治療をする決断としない決断

     昨日、30歳の女性が初診相談におみえになりましたnote.gif
     出っ歯でかみあわせが深く、将来の歯の健康がとても心配されましたbearing.gif
     ただ、いろいろと迷うことも多く、開始の決心がつきかねる御様子でした。
     30際前後の(アラサーって言うんですよね)女性の方で、ずっと迷っていて、しばらくぶりに再相談を受けられて、「あの時、矯正治療を始めていたら、私、もう終わってるんですよね。。」って、残念そうに言われる方に、ときどき遭遇しますweep.gif
     矯正治療をお願いする医院はしっかり選んで、安易に決めない方がいいけれど、矯正するかしないかは、しっかり決めて、するなら早く開始されることをお勧めします。
     だらだら迷っていて、何年か後に、「やっぱりしよう、、」なんてことにならないように、「今回開始しないなら、二度と矯正治療のことは考えないぞ。」ぐらいの勢いで、考えていただくことをお勧めしています。
     しっかり考えて、やると決めたら、できるだけ良い成績で、できるだけ早く終了できるよう、いっしょにベストを尽くしましょうcoldsweats01.gif
     
     

  • 日本歯科医師会雑誌に掲載されました!

     私の論文、「子どもの不正咬合」が日本歯科医師会雑誌10月号に掲載されましたnote.gif
     一般歯科の先生方に、「子どもの不正咬合」の知識や考え方が、正しく伝わることを願って書きましたheart04.gif
     子どもの不正咬合の問題点を発見できるのは、毎日子どもたちに接しておられるかかりつけの先生方や学校歯科医の先生方なのです。
     不正咬合の芽をみつけることにより、問題が大きくならないようにしてあげることができるのです。
     また、残念ながら、間違ったアプローチのために、うまく治療が進まず、悲しい思いをしておられる子どもさんも見受けらますが、そういった悲劇が減ることも願って書きました。
     「矯正治療によって幸せになる子どもさんが増えること、間違った矯正治療のために悲しい思いをする子どもさんが減ること」が、私の願いですcoldsweats01.gif