一昨日のブログを書いてから、矯正治療と心臓手術のどこがいっしょでどこが違うんだろう。。。令と自分で言い出しながら気になっていました。心臓手術のことはよくわかりませんが、(“ブラックジャックはどこにいる“という心臓外科の南淵先生の本は読んだことがありますが。。。)心臓外科はメス一本で勝負!みたいな感じがしますが、矯正はなんとなく装置がいろいろとあるので、患者さんもドクターでさえも、装置をつけさえすれば、治るような気がする。という点が違うかも?と思いました。この装置こそ万能であるかのような講習会が開かれて、広告宣伝合戦のような感じになるのかもしれません。いつも言うように、装置はもちろん大切ですが、それはごく一部でしかありません。骨格の成長発育のコントロールのために、どの装置をどのタイミングで選択するのか、どの装置をどう使って、どう歯を移動すべきなのか。それを考えるドクターの診断力とそれを扱う技術力
の方がずっと大きなウェイトを占めるのです。そういう意味では、心臓外科と同じだと思います。
カテゴリー: 日記
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矯正治療と心臓手術の共通点と相違点
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今年もモッコウバラが咲きました
毎年楽しみにしているイノウエ矯正歯科のモッコウバラが満開です
。その隣には白いバラも咲き始め、もうすぐするとその奥にピンクのバラが咲きます
。阪大生の皆さん、商店街の方へ行かずに、箕面線の踏み切りも手前のを渡って、この時期、イノウエ矯正歯科のバラを楽しんでください
。(そう言えば、私も阪大生の時は、商店街の方を通るか、もう一方の踏み切りを渡っていたような。。その昔、イノウエ矯正歯科の場所は、お隣の家のバラ園だったとか。。知らんかった。。その頃は花よりダンゴでした
)
実は初めて、携帯で写真を撮り、メールして、ブログに載せるというキョウビ当たり前の、私にとっては最先端ITに挑戦してます。うまくアップできますように
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手作りHPにこだわるぞ!
○○○○研究所というコンサルタント会社から、ダイレクトメールが来ました。”ホームページ・広告によって年間250件以上の相談者を確保する手法””検査移行率80%を達成するための初診カウンセリング手法”などなど、経営の仕方を教えてくれるそうです
。うううんんん。でも、矯正治療はそんなモンじゃないでしょ。最後は、矯正歯科医の診断力と技術力と倫理観(使命感)+衛生士としての診断力と技術力と倫理観でしょ。最後は、人間対人間の信頼関係でしょ。医療にも経営のセンスは必要だけど、経営手法だけでそんなに変わるようなものではないでしょ。開始する患者さんが多くても、その後はどうするの令などなど疑問がいっぱい令。矯正治療という領域だからでしょうか?心臓手術はそうはならないでしょうに。。。私は、矯正治療も心臓手術と同じ医療だと思っているけれど。。。なんとなく魅力的に聞こえるお話ですが、私は、よけいに手作りHPにこだわりたくなりました。2001年に私がHPビルダーの使い方を勉強し、(その前にダンナちゃんが、トライアルでミニHPを作ってくれました
。)壁紙の色やバナーを選んで作りました
。リンクやその後の追加の作業は、助っ人さんに頼んでいますが、私の愛情こもったHPです
。子育てみたいな感覚です。私が皆さんにお伝えしたいことを次々と増やしてきました。ちょっとダサイ感じがするとは思いますが、私の愛すべきHPをよろしく
!いつまでこのこだわりHPを続けられるんだろう???がんばるどぉ
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イノウエ矯正歯科の改善(その5:力強い助っ人)
久しぶりに改善シリーズに戻ります。今日は、力強い助っ人のお話です。今、イノウエ矯正歯科には、レントゲン撮影と小さな虫歯の治療などのために、週1回、後輩がお手伝いに来てくれています
。それまでは、診療室が2階、レントゲン室が3階で、私はその都度、階段を上らなければいけなかったのですが、(腰痛の時は、悲惨でした。。
)助っ人さんは、軽やかなフットワークでこなしてくれています。というのも、阪大歯学部テニス部
の後輩なのです。初代権田先生とは去年の歯科の女子ダブルスに出場して、全日本3位になりました
!(7つしか出てないけど。。
)今はご主人のお仕事の都合でカナダにおられます。次の絹田先生もテニスとスキーバッチシのスポーツウーマン
。二人とも一般歯科のドクターとして、活躍してきておられますので、レジン充填と言って、白い樹脂を詰める技には、ビックリ!私は矯正歯科してないので、”歯医者さんてスゴイなぁ。。”なんて、思っちゃいました
小さい子どもさんの相手も上手いので、乳歯の抜歯なんかもバッチシ
力強い助っ人に私は大助かりです
。
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新しい禁煙補助薬チャンピックス(一般名バレニクリン)
4月20日の朝日新聞朝刊に、禁煙補助薬チャンピックス(一般名バレニクリン)の記事廬が出ていました。私も先日、池田市禁煙推進ネットワーク主催の説明会に出席してきましたので、ちょっとご報告
。
今までのパッチは体内のニコチン量を一定量保つことにより、禁煙による離脱症状を軽減させるというメカニズムでしたが、バレニクリンという新薬は、快感をもたらす神経細胞の受容体に、ニコチンより先にくっついてニコチンの結合を妨げ、さらに、快楽物質のドーパミンを少量放出するというメカニズムを利用しています。このために、タバコを吸いたいという気持ちが次第に減ってきて、離脱症状も出にくいということのようです。飲み薬ですので、これまでのように皮膚のかぶれを心配することもなくなりました
。
ただ、新聞でも説明会でも述べられていることは、薬を飲みさえすれば、やめられるというものではありません。2,3日前のブログにも書きましたが、やめたいと思っている人とやめさせてあげたいと思っている周りの人と医療人と、みんなの心をひとつになって、タバコに立ち向かうことが、何よりも大切。だから、薬がなくてもやめられる人もいます。でも、我慢大会にような無理はしないで、ニコチン依存症という病気なのですから、ちょっと厳しいなと思ったら、チャンピックス(一般名バレニクリン)の助けを借りてみてはいかがでしょうか令
タバコの害と少しでも早く縁を切る獵子どもたちをタバコの世界から守る獵みんなでがんばっていきましょう
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イノウエ矯正歯科の禁煙の成功率
先日、禁煙推進の集まりで、イノウエ矯正歯科での禁煙成功率は9割を超えています。と言うと、びっくり
されることにびっくり
しました。かなり良いところでも3割、アメリカなどはもっと低そうです獵
今まで、当たり前と思っていたのに、どうしてだろう令と考えてみたら、1)矯正治療の初診相談の時、気がついたら、時間延長して矯正治療よりも禁煙のお話をしている自分がいます。がんばって矯正治療したのに、50歳で歯周病で歯がボロボロになったら、どうすんの!もったいないじゃん!タバコやめれば、矯正治療費なんてすぐに貯まるよ!タバコはねぇ。。殺虫剤とか殺鼠剤とか入ってるの知ってる?などなど。。延々お話してしまいます。2)その後、歯科衛生士が、歯磨き指導のときに、”応援してるからねぇ。”とさらにたたみかけます。3)矯正治療はその後、少なくとも動的治療1年半は毎月通院されますから、その際に、スタッフみんなで、”どう?どう?続いてる?すごいねぇ!”って褒め続けます
。そうすれば、みんな禁煙成功されるのです。忘年会は気をつけろぉ
ってしきりに言ってて、無事クリアしたのに、新年会のこと言い忘れて、再喫煙始めてしまった阪大生のM君。診療室に入るなり”今日はまた、タバコくさいじゃん!どうしたん!”みんなすぐわかっちゃうんです。”わかりますか?実は新年会で。。”って照れくさそうなM君
。でも、大丈夫獵また、すぐに禁煙を始めればいいのです。M君も、その後は大丈夫みたいです。以前はパッチを使った人もおられましたが、最近は、パッチもなしで成功されています。ご家族がやめてくださった例もいっぱい。
でも、ミュージッシャンのT君と高校生のI君は、私からの語りかけにも、全くその気なし。いつの日から気が変わってくれることを願いつつ、忘れた頃に、”まだ、気持ち変わんないの?待ってるからねぇ”と声かけを続けています。
チャンピックスという経口の禁煙補助剤も出たようです。大切なのは、本人の意志と周りからのあたたかい応援だと思います。
タバコを吸っている人が悪いんじゃない。みんなで助け合って、タバコの害から健康を守っていきましょう。禁煙と矯正治療は、意外と素敵な組み合わせ。是非、きれいな歯並びときれいな空気をいっしょにゲットしましょう
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喫煙ゼロ がん死亡24万人減
もっと早くお知らせすればよかったのですが、4月13日夕方のNHKニュースのことです。10年間で男性の喫煙者をゼロにすれば、がんで死亡する人を24万人減少させることができる
。という厚生労働省研究班からの発表です。スゴイ
って私は思ったのですが、翌朝の新聞を楽しみにしていたのに、朝日新聞にはかけらも掲載されていませんでした
。皆さんにも知ってもらいたいので、是非、アクセスを獵
http://www3.nhk.or.jp/news/t10013542271000.html
内容は以下です。タバコを吸ってる人が悪いんじゃない。タバコそのものとタバコ対策の遅れが悪いのです。みんなで力を合わせて、タバコの害からみんなの健康を守りましょう
。
廬たばこががんなどの原因になることは広く知られていますが、たばこを吸う人が多い男性を対象にした調査で、喫煙率をゼロにすることができれば、がんによって死亡する人を20年間で24万人余り減らすことができるという結果を厚生労働省の研究班がまとめました。
この調査は、がんのリスクが高まる40歳から79歳の男性を対象に行われたもので、喫煙率をどのくらい下げればがんで死亡する男性がどれだけ減るかを推計しました。がんで亡くなる男性は年間で14万人に上りますが、推計では、平成12年の調査で44%だった男性の喫煙率をその後の10年間でゼロにすることができた場合、肺がんだけでなく胃がんや肝臓がんなどがんで亡くなる人は20年間でおよそ24万4000人減るとしています。また、半分の22%になった場合でも、がんで亡くなる男性は20年間でおよそ8万3000人減らすことができるとしています。すべてのがんを対象に喫煙率と死亡について影響を調べたのは初めてだということです。分析を行った国立がんセンターの片野田耕太研究員は「たばこ対策を集中的に進めれば、20年間で数万から数十万人の命を救える可能性がある。社会全体で喫煙率の減少に取り組むことが必要だ」と話しています。 -
アメリカの矯正治療の続き
お母さんが厳しかったMちゃんとHちゃんは、お二人ともアメリカに帰られた際には、ホームデンティストのところへ行って、チェックを受けられたそうです獵。お二人のそれぞれの主治医の先生から、”very good”のお答えをいただいたとのこと。ホッ
こういう厳しい環境で、正しい矯正治療は育っていくんだろうなぁ。。って、日本も早くこうなるといいなぁ、、って思いました。
でも、アメリカの矯正のすべてがいいか。というとそうでもなくて、留学期間が1年しかないのをわかっているのに、患者さんに装置をつけて、中途半端な状態で、日本の先生に後を任せるという無責任な先生もおられるので、気をつけてください。最近、また円が強くなってきて、アメリカの矯正治療費に割安感が出てくるので、(そう言えば、円安の間はほとんどなかったような。。)要注意ですね。
これは日本国内でも一緒です。転医は、治療法の違い(なんとかなることがほとんどですが、、)、費用の問題(これが難しい!)があって、患者さんが考えているほど、簡単ではありません。矯正治療は、装置をつけることよりも、一生安心な歯並びに仕上げることがたいへんなのです。治療途中で引越しの可能性がある場合は、今すぐ始める必要性と転医により生じるマイナスをよく比較してください。また、引越ししなくても、治療途中で先生をかわりたくなった場合も、同じマイナスが生じます。開始時の診療所選びは慎重に行いましょう。
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厳しい目を持ったアメリカからの転医患者さん(その2)
うっかり1日お休みしてしまいました。今日はアメリカからの患者さんのお話その2.Hちゃんは、装置が全部ついた状態で転医してこられました。ブラケットという歯に付ける小さな装置がはずれてしまうと同じブラケットがなく、当院のをつけて、ちょっとちぐはぐになりながらも、仕上げをがんばっていました。Hちゃんもそろそろはずしたい気分だし、状態もよくなってきたので、じゃ、次はずそうね。というお話をしたところ、子供は大喜びなのですが、お母さんがすっとんできて、下の前歯がそろってないのに!っとお怒りの言葉
。よく診ると、0.5mmぐらいずれているところがありました。ブラケットが同じならば起こらないようなずれが生じていたのです。そうするとお母さんは”子供には、もっとがんばるように私が言い聞かせます。先生は先生の仕事を完璧にしてください。”とおっしゃって、さらに治療を続けることになりました。今度外すときはちゃんとお母さんにOKをいただいてからでないと。と思っていましたので、お母さんを診療室にお呼びし、口腔内を見ていただいて、”どうでしょうか?外していいでしょうか?”とお聞きしたら、”並びはOKですが、顎の状態もいいのでしょうね。顎の機能も大切ですから、”とお聞きになりました。”大丈夫です。”とお答えして、ようやく装置を外し、ハッピーエンドとなった
。というお話です。このお母さんも、矯正の歴史あるアメリカのしっかりしたお母さんでした。日本のお母さん方も、正しい矯正治療の知識をもって、お子さんの歯を守ってあげてほしいと思いました。
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厳しい目を持ったアメリカからの転医患者さん
アメリカ人の患者さんのお話が出たので、今日はアメリカからの転医患者さんが、いかに厳しい目を持っていたかというお話。
アメリカの友人からの転医患者さんのMちゃん。お母様もきれいな方で、いつも”ドクターイノウエェ~~て、こぼれんばかりの笑顔で、おしゃべりをしてくだっていました
。でも、治療が無事終わって、歯並びを安定させるための装置を入れた次のチェックの時に、下の前歯のガタガタがすこーーしだけ戻っているのを指摘して、烈火のごとく怒られたのです
”こんな変な装置、アメリカでは見たことがないわ。この戻った歯をどうしてくれるのよ寧 なんとかなんとか。。。。”ってエライ剣幕
。横でMちゃんは、”そこまで言わんでも。。”という感じで、おどおどして見てました。めちゃくちゃ速い英語で、半分ぐらいしか聞き取れなかったのが幸いだったのですが、私は”大丈夫です。少し装置がゆるすぎたので、1ヶ月だけ待ってください。”とお話して、装置をちゃんと調節して、お帰りいただきました。翌月、無事元通りのきれいな歯並びになってましたので、また、お母さんも”ドクターイノウエェ~~
”のやさしい素敵な方に、戻ってくださいました
。
矯正の歴史のあるアメリカのお母様方は、矯正治療に対する厳しい目を持っておられるなぁ。言うべきことは言うんだなぁ。。って実感した瞬間でした。
明日は、そのお友達のHちゃんとお母さんのお話をしますね。