Archive for the ‘日記’ Category
自分の子供だったら、、、
水曜日, 7月 2nd, 2008 サンディ先生の講演会が東京でありましたので、出席してきました。彼とは、もう15年ものおつきあいになります。
効果的な新しい治療法に関する講演だったのですが、やはり、一番心に残ったのは、自分の子供にその治療法を選択できるか令ということでした。
彼のやり方にすべて賛同しているわけでもないのですが、彼には4人の子供がいて、とてもかわいがっていますし、彼の治療法の根底には、常に、患者さんが自分の子供だったら、どうするか。という考えが流れていることに共感しています。
その前提のもとに、より効果的、効率的な治療を追求している彼の姿勢からは、学ぶものが多いと感じています。
久しぶりに彼のパワフルな講演を聞いて、元気が出ました。私もがんばらなくちゃ
患者さんが希望すれば。。。?
月曜日, 6月 30th, 2008 今日の初診相談の方は、セカンドオピニオンを求めにこられた方でした。
”それで、そちらの先生はどう言っておられるのですか令”とお尋ねしたところ、”ご本人が希望するなら下の歯にもつけます。嫌がるならこのままです。”とのこと。。。
以前に、”NBM:Narative Based Medecine”といって、患者さんの物語に耳を傾ける医療が大切だと、このブログでも紹介しましたが、それとこれとはちょっと違うぞ。と思いました。
患者さんは素人さんなので、本物の矯正とはどんなものか、どういうゴールを目指すべきなのかが、わからなくて当然ですが、以前にもお話しましたように、アメリカのお母さん方は、矯正のことをよく知っておられます。日本のお母さんも、がんばって、矯正治療ってどんなもの。ということをよくわかっていただきたいな。と思いました。そして、そのためには、私たち専門家が、お母さん方に、わかっていただきやすい環境を作っていかないといけないんだな。とあらためて思いました。
食事とえさ
日曜日, 6月 29th, 2008 土曜日、大阪府学校歯科医会の小さな会合で、食育の勉強会がありました。発表されていた先生は、本当に熱心に、日本の伝統的な食事のすばらしさ、現在の子供たちの食生活の問題点を説明してくださいました。
中でも印象に残っているのが、人間が物を食べる時には、みんなで楽しく語らいながら、感謝をしながら食べるから食事であって、ただ、空腹を満たすだけの食事なら、動物の餌と同じになってしまう。ということでした。
今、一人だけで、簡単な食事を、テレビを見ながら食べたりすることが問題になっていますね。
何を?いつ?誰と?どこで?どのように?食べるのか。もう一度、みんなで見つめなおすことが大切なんじゃないかな。。って、痛感しました。
イノウエ矯正歯科で治療すると囲碁が強くなる?
土曜日, 6月 28th, 2008 イノウエ矯正歯科で矯正治療を受けると、囲碁が強くなる。。。というエビデンスは。。。ありませんが。。
でも、なんと獵患者さんの亀川くんは高校生の部で、大槻くんは小学生の部で、全国大会に出るそうです。大槻くんのお母さんが、教えてくださいました。
すごいですよね
がんばってくださいね。応援しています
イノウエ矯正歯科の患者の皆さん獵こんなうれしいニュース廬があったら、どんどん教えてくださいね。
私には子供が二人いますが、患者のみなさんのことも自分の子供のようにうれしいです。この前、I君が赤ちゃんを連れてきてくれた時は、孫のような気分でした。
イノウエ矯正歯科を巣立ったみんなが、いろんなところで活躍してくれることを、祈っています。もしよかったら、MAPLEお母さんにも、その活躍ぶりを教えてくださいね。楽しみにしています。
大阪のおばちゃん
金曜日, 6月 27th, 2008 水曜日夜遅く、今治西高校3年生のときの友達が、東京から出張で来るというので、急遽4人が集まって食事をしました。久しぶりの再開で、とても楽しかったのですが、その席で、”ホント、大阪のおばちゃんになったなぁ、、”って、びっくりされちゃったのです。”なんでぇ令そんなにびっくりされなあかんのぉ令”と思ってはいたのですが、、、、
その後の解析結果
私はHPにも書いてますように転校生なので、ヘンな順応力があって、大阪弁をしゃべらない人達の間では、自然に大阪弁にはならないのです。ですから、今まで、東京や今治で、今治の友達と会ったときは、大阪弁を話してなかったのです。
でも、この前は、地元大阪!それもついさっきまで、診療室で、みんなと思い切り大阪弁でしゃべっていて、そのままの勢いで駆け込んで、また、そのお店の威勢のいい大将が大阪弁だったりすると、後の3人が大阪弁をしゃべらない。ということなんか、すっかり忘れて、楽しんだのでした
大阪出身でない人には、この大阪のノリには驚くものがあるようですね!
大阪弁大好きふと、私たちって、しゃべりながら相手の反応を予測しながら、その次は何を話す。ということを無意識にやってるのかもネ!
そういえば、テニスでそういう反応ができると強くなれるってコーチが言ってたっけ
手作りHP
木曜日, 6月 26th, 2008七夕かざり
水曜日, 6月 25th, 2008アドバイスだけで治る?
水曜日, 6月 25th, 2008 アドバイスだけで不正咬合が治るというのは、最小限の介入の最良の治療だと思っています。
人間の歯は、通常はちゃーーんと並ぶようにできているのです。未開の地に住む原住民に不正咬合は、ほとんどないそうです。文明の影響を受けると、虫歯や不正咬合が出現する。ということは、アメリカのプライスという先生が、世界じゅうを回って調査されて、報告されています。
ヒトは元来動物なのですから、自然に近い食生活をすることが、体の発育には良いのは当然ですね。特に、成長発育期の子供達には、原住民のような食生活させてあげてほしいと思います。具体的にどうするの?となると難しいのですが、柔らかい加工食品ばかりではなくて、噛み応えのある栄養に富んだ食品を選びたいですね。
HPにも掲載していますが、両方の歯でしっかりかんで食べる。口を閉じて、鼻で息をする。姿勢、舌の位置に気をつける。といったアドバイスと簡単な練習だけで、小さなお子さんなら、不正咬合が治ってしまう場合もあります。
アドバイスだけで治る。ということは、ちょっと気をつけるだけで防ぐことができる不正咬合がある。ということです。子供の健全な発育を引き出してあげられるよう、気をつけていきましょう。
永久歯がはえ揃ってから?
火曜日, 6月 24th, 2008 昨日の新患さんのお母さんから、”矯正相談は、永久歯がはえ揃ってから。。と思っていたのですが、そうではなかったのですか令”と質問されました。
ときどき、そうおっしゃるお母さんに出会います。一般歯科の先生に言われたり、なんとなくお母さん方の間で、そんな話がふわふわ飛んでいたり、のようです。
そうではなくて、なんだかヘンだな?これでいいのかな?と思ったら、早めに、矯正のご相談を受けてみられることをお勧めします。過介入はマイナスですが、早い方が治しやすいことが多いのです。遅くなると骨格性のコントロールが難しくなったり、不正咬合によるマイナスが大きくなっていたりします。
開始の必要がなければ、過介入を避け、観察を続けます。少しでも自然治癒の可能性のある患者さんには、開始はお勧めしません。イノウエ矯正歯科には、観察のまま、あるいはアドバイスだけで順調に進み、矯正治療なしに無事成長されたお子さんもおられます。
永久歯がはえ揃うまで待つのではなく、早めに相談にいらしてくださいね。