私たちの医院には、「広告のノウハウやカウンセリング技術向上で、患者数を延ばしましょう。」というようなダイレクトメールが、いろいろと入ってきます
こんな成功例があります。といった歌い文句が並んでいます
大前研一さんもよく言っておられますが、日本人には、考えなさ過ぎる。鵜呑みにしすぎる。大勢に流されすぎ。という欠点があると思います。
日本人のすばらしい部分である”和を尊ぶ”精神が、悪い方に出ちゃうとこうなるのかな?とも思いますが。。。
広告やカウンセリングや診療所のみかけだけで、安易に選択しないように、気をつけたいものです。
もちろん、先生がいばってばかりだったり、診療室がきたなかったりも、いけないのですが、広告やみかけよりも、やはり医療レベルをしっかり見極めることが大切だと思います。
また、資格があれば大丈夫かというと、そうでなく、本当に治療期間のすべてを通して、責任をもって、愛情をもって、治療に当たってくださる先生かどうか?
本当に難しいですよね。
私も自分の業界以外は、いくらお友達がいても、自分自身で確かめられないので不安です。
でも、がんばらなくちゃと思います
カテゴリー: 日記
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広告やカウンセリングに振り回されないように!
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院長の私がすべての患者さんを診察しています!
初診や診断の時だけ院長先生で、治療が始まると、若い先生にしか診てもらえない。と困っておられる患者さんのお話を聞くことがあります
イノウエ矯正歯科では、全員の患者さんを、院長の私が診ています
たくさんの患者さんを一人で診るのは、とてもたいへんなのですが、優秀な衛生士と考え抜いたシステムで、がんばっています
もちろん、お母さんへのご説明も毎回行います
衛生士さんにお願いしている部分も多いのですが、法律で禁止されているレントゲンのボタンを押すことなどは、一切お願いしていません
呼ばれる度に2階から3階へ私が駆け上がる玲日と、若い先生にレントゲン撮影のために来ていただいている日とがあります。
衛生士といっしょに、診療が始まる前に、その日のすべての診療内容のシミュレーションし、準備も整えています
インダイレクトボンディングという院長の時間を使わずに、ブラケットを正確に位置づけられる方法を、15年ほど前から、全員の患者さんに使っています
技工の手間や材料費はかかるのですが、とても効率よく治療成績を上げることができ、余った時間を、患者さんやお母さん方とお話の時間に使えるすばらしい方法だと考えています
そんなこんなを衛生士といっしょに工夫を重ね、時間の無駄を省くことで、治療の質を落とすことなく、説明の時間も取りながら、院長の私が、毎日、たくさんの患者さんを診て、さらにお話することができているのです
ただ、短い時間でいっぱいお伝えしようと思うので、年々早口になっているようですごめんなさい。でも、ご理解よろしくお願いします
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矯正治療に楽しく取り組めていますか?
同じ装置を使うのにも、子どもたちが楽しん
で使えるのと、いやいや
使うのとでは、子どもたちへの負担は大きく異なります。
不快感やちょとした痛みも、先生やスタッフが大好きで、矯正歯科に通うのが楽しければ、がんばれますよね。
子どもも大人も、どんどん治っていることを実感できれば、どういう目的で装置を使っているのかを理解できれば、前向きに取り組めますよね
治療後の痛みが少ないときは、ちゃんと調節してくれてないような物足りない感じがする。と言われる方もおられるぐらいです
矯正治療を始めるときは、そこに通院されているお友達から、情報をたくさん集めて、自分やお子さんが楽しく通い続けられる環境が整っているかどうかを確認しましょう
初診は良かったのですが。。。というお話も聞きます
開始して費用も払ってしまうと、転医が難しいので、スタート前にしっかり吟味しましょう
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心配なこと
ときどき、心配になることがあります殮
治療がうまくいってないときの理由として、患者さんが希望されたので。。。ということが、あげられることがあるのです
患者さんが非抜歯を希望されたので、、、患者さんから歯を並べて欲しいといわれたので、、、
確かにNBM(Narative based medicine)と言って、患者さんの声に耳を傾け、できるだけご希望に沿った医療を行うべき、と言われていますが、ただ、その結果が好ましくない方向へ行くことが、プロとして予測される場合には、患者さんにご理解いただく必要があると思うのです。
患者さんは素人さんですから、自分の希望を叶えてもらうことにより、どんなマイナスが生じるのか、わからなくて当然です。
私も若いときは、患者さんの希望を入れすぎて、苦い経験をしたことがありますが、患者さん側も、そのあたり、しっかり確認する必要があると思います。
そうでないと、治療がうまくいかなくても、それは患者さんご自身が希望されたので、と言われてしまうかもしれません
NBMが正しく展開されることを願うばかりです
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寝ている時の姿勢に気をつけましょう。
この前の日曜日、筒井照子先生の講演会に出席してきました
。
筒井先生は以前から、態癖(寝るときの姿勢や頬杖など)が、顔や歯列の形態、かみ合わせに大きな影響を与えることを唱えておられましたが、先日は、さらに詳しくお話を伺うことができました
片方ばかり下にして、寝ていませんか
うつ伏せねしていませんか令
頬杖していませんか令
姿勢は悪くないですか令
そんなこんなが、歯並びを悪くして、悪い歯並びがまた、全身に悪い響を及ぼして、悪循環が生じてきます。
私も、ハンドバックを左肩にかける癖だけじゃなくて、右を下にしていることがずいぶん多いことに気付き、早速、改善を試みています
みなさんも無意識にしている自分の態癖に気付いて、治してくださいね -
歯を動かすことが矯正治療じゃない!
昨日、新患相談におみえになったのは30代後半のHさん。
矯正治療をしてもらったけど、咬みあわせがおかしくなったので、元に戻してほしいと言って相談にこられました
お話を伺っていると、なんとなく、”歯を動かせば矯正治療”と思っておられたようでした殮
治療をされた先生もそんなイメージなんだろうな。。って感じました殮
前にも書きましたが、本物の矯正治療ってそんなものではありません
限りなく完璧に近い歯並びと咬みあわせを手に入れて、80歳になっても90歳になっても、自分の歯できちんと食べていけるように治療をすることが、矯正治療だと私は考えています
矯正治療には、その力があります
だから、治療開始前には、きちんとした顔の形の分析や、顎の動きのずれがないか、舌や唇の癖がないか、きちんと調べて、治療方針をたてます。
目標は正常咬合の確立なのです
確立のために、患者さんがすべきこと、ドクターがすべきことをしっかり確認してからスタートします
自分の歯の健康のために、どんな治療が必要なのか、よーーく考えてからスタートして、元に戻してほしいなんてことがよいように気をつけてくださいね
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前歯のゆがみよりもっとたいへんな問題が!
土曜日に初診の8歳のMちゃん。上の前歯の2本がハの字になっていることを心配して、お母さんがお連れになりました。
でも、診せていただくと、もっと大きな問題が
上の歯の真ん中と下の歯の真ん中がずれていて、全体に下の歯列が左にずれているのです。
よく見ると、お顔も左にゆがみ始めていました
このまま放置して、思春期成長期を終えると、ゆがみは驚くほど大きくなるのです殮
前歯が噛んでいません
開咬といいますが、舌と下口唇を歯と歯の間にはさまないと飲み込めないという癖が原因です
これも放置すると、だんだんひどくなっていきます
だって、毎日、飲み込んでいるんですものね。
ハの字は、おまけでいつでも治せるよ
お母さんはびっくり
早速、一期治療を開始されることになりました
不正咬合の問題点は、お母さんはもちろん、一般歯科の先生方にも見極めが難しいことがあります。
是非、早めにご相談くださいね -
nicoのその後
2月28日のブログでご紹介した待合室向け雑誌nico3月号の感想が寄せられてきました。
お友達からのメールをご紹介します。
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3月号のnico、見ました。
すばらしい症例と、成育のこころが満載の記事をありがとう!
患者さんに伝えるのに、本当によいものができてうれしいです。
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当院の患者さんからも”わかりやすい!”って、言っていただいています
お子さんの矯正治療のことについて知りたい方は、是非読んでみて下さい
クインテッセンス出版のHPから、購入することもできますし、お近くなら、イノウエ矯正歯科で読んで下さってもいいですし、貸し出しさせていただくこともできます
インダイレクトボンディングってご存知ですか?
通常、マルチブラケット法とか、ブレースとか呼ばれている複雑な装置を歯に装着する際には、ドクターがひとつひとつ小さなブラケットを手でつけていきます。
インダイレクトボンディングというのは、そのブラケットを模型上で正確に位置決めし、それをトレーを用いて、一度に歯に正確に接着する方法です。
この方法には、2つの大きなメリットがあります
正確な位置にブラケットが装着されるため、治療がより良く、より早く仕上げることができます。
ドクタータイムが節約できるので、その分、患者さんやご家族とのコミュニケーションに時間をまわすことができます。
ただ、歯型を採らないといけない。技工操作が煩雑で時間がかかる。診療外時間のドクタータイムが必要。経費がかかる。などの欠点もあります
イノウエ矯正歯科では、こんな欠点はものともせずに、大きな2つのメリットを生かして、より質の高い診療目指そうと、なんと10年以上前から、全員の患者さんに採用しているのです
イノウエ矯正歯科では、毎日当たり前のように行われていることが、実は、かなり最先端の素晴らしいことだったりするということに、ときどき、自分でも再確認してびっくりしています
本物の矯正治療その2:検査
ずいぶんお待たせしました本物の矯正治療その2は検査です。
正面と側面からの顔のレントゲンを撮影します。
顎の形や歯の角度のずれを平均値と比較します。同じ出っ歯でも、骨の大きさのずれによるものか、歯の角度だけなのかで、方針が異なります。下顎の形の差でも、使う装置の種類を変えます。
咬合器という器械に、歯の模型をつけて、顎位(顎のずれの有無)のチェックをします。悪い位置にある歯が、本来の顎の位置をずらしていることがあるからです。
顎関節断層撮影という顎関節の詳しい写真をとって、関節の骨に異常がないかをチェックします。
力舌や口唇の動きもチェックします。口唇の強さも測定します。舌や口唇の癖が、不正咬合の原因になっている場合には、それをしっかり見極めないと、治療がうまく進みません。
曆唾液検査(虫歯になりやすさのチェック)をします。虫歯がなさそうに見えて、ミュータンス菌数が多い場合もあり、装置をつけて油断すると一度に虫歯ができたりしますので、検査が重要です。
まだまだ、ありますが、続きはまた明日拏