カテゴリー: 日記

  • ご縁

    先週土曜日の新患のAさんは、岡山から来られました。

    徳島出身の方で、現在岡山大学に通学中とのこと。

    初診相談の日には、お嬢様は岡山から、

    お母様は徳島から来られたそうです。

    どうして?と思って、来院のきっかけを伺うと、

    当院に通院中のBさんの御紹介とか。

    大阪と徳島と岡山と、どうい繋がり?と不思議に思っていると、

    なんと、大阪におられるBさんの御実家が徳島で、

    Aさんのお母さんと、Bさんのお母さんが、

    徳島で、御近所どうしのお友達で、

    Bさんのお嬢さんの矯正の話を、徳島で聞いて、

    その結果、岡山のお嬢さんが当院へ。。。

    ご縁ってすごいなぁ。。世界って狭いなぁ。。って、

    びっくりしました。

    遠くから来てくださって、ありがとうございました。

  • 不正咬合の予防

    私の原稿が掲載されたクインテッセンスの矯正歯科イヤーブック2011が、

    出版されましたhappy01.gif(1ヶ月ほど前かしら?happy02.gif

    原稿のタイトルは、「不正咬合と育児環境」

    私が、日頃、患者さんや周りの子どもたちや、孫ちゃんの様子を見ながら、

    感じたことをまとめています。

    人間の子供も、もっと自然に返って、たくましく成長できたら、

    不正咬合の発現頻度を下げられるんじゃないかな。。。というお話です。

    読んでいただければ幸いです。

    少しでも子どもたちの不正咬合が予防できれば、うれしいですheart04.gif

  • 富山県高岡市で講演してきました

    昨日の日曜日、高岡市で講演させていただきました。
    皆さん、とても熱心に聞いてくださり、質問もたくさんしてくださって、私自身も、とても勉強になりました。
    テーマは、こどもの不正咬合。
    矯正歯科という分野は、とても奥が深くて、そして、横にも広くて、30年ずっと矯正にどっぷりの私でさえ、毎日が勉強で、格闘です。
    でも、患者さんからいただける笑顔がうれしくて、毎日がんばることができる自分がいます。
    患者さんからの”矯正してよかった!”というメッセージが、何よりの喜びです。
    私のつたない講演で、高岡市の子どもたちを、不正咬合から守ってあげられるお手伝いが少しでもできたすれば幸いです。
    いろいろとお気遣いいただいた高岡市歯科医師会学術部員の皆様に、心よりお礼申し上げます。

  • 外科手術の患者さんをお見舞いに行ってきました

    お久しぶりです。
    以前から、ブログを応援してくださっていた方々には、申し訳ありませんでした。
    ようやく、臨床矯正歯科医会の理事のお仕事にも慣れてきましたので、また、いろいろとメッセージをお届けしたいと思います。
    できましたら、反応もよろしく!
    先日、オペを終えられた患者さまお二人のお見舞いに行ってきました。二人は、偶然にも、昔馴染みのお友達で、偶然にも同じ日に手術を受けることになったのです。
    昨日は、とても元気で、うれしそうでしたが、オペ直後は、とてもたいへんだったそうで、「こんなのなら、オペを受けなければよかった。」とも思ったそうです。
    でも、今は、御本人もお母様方も、とても喜んでいただけていました。
    よかったです。
    外科的矯正治療を受けるほかの皆さんも、いろいろとたいへんですが、素晴らしいゴールを目指して、がんばっていきましょうね。

  • デンタルハイジーン7月号の特集

    お久しぶりですhappy01.gif あっという間に月日は流れますねhappy02.gif

    デンタルハイジーンという歯科衛生士さん向けの雑誌の7月号で、

    歯科衛生士のための矯正歯科入門という特集を、

    担当させていただいたのですが、先日届きました。

    イノウエ矯正歯科ほか、3人のお友達の矯正医に手伝ってもらって、

    矯正専門開業医では、衛生士さんたちがどんな役割をしているのか、

    わかりやすく解説させてもらったつもりです。

    私の担当のところでは、衛生士学校の実習生さんのレポートも

    引用させてもらいました。

    もし、雑誌をみかけたら、是非、特集を読んでみてくださいねnote.gif

  • 子どもの潜在能力

    1年ほど前から、オーストラリアの双子の兄弟が、

    通院してくれていますnote.gif

    M君は、初診時から、来院するのが嫌々という感じで、

    英語で、なんだか文句pout.gifばっかり言ってました。

    L君は、おとなしくて、ちゃんとお話を聞いてくれていました。

    でも、いざ、治療が始まってみると、

    意外にも、Mくんの方が、しっかり装置を使ってくれているのです。

    英語でのコミュニケーションが、大阪弁のようにはいかないので、

    一層、その差に驚くことになったのかもしれません。

    先日、初診だったA君も、怖くて診療室に入れなかったのですがweep.gif

    勇気を振り絞って入ってからは、だんだんに力を発揮して、

    とても積極的に、お話を聞いてくれましたhappy01.gif

    いつも、子どもには、未知の力、無限の力が隠されていると感じます。

    より多くの周りの大人が、その力に気付いて伸ばしてあげることが、

    本当に大切だと思いましたheart04.gif

     

  • 子どもの気持ちを惹きつける力

    今、矯正歯科における歯科衛生士の役割という原稿を執筆中です。

    一番大切な役割は、歯科医師といっしょに、

    子どもたちや患者さんのの気持ちをひきつけること!と再認識しました。

    子どもの頃、転校生だった私は、習う内容は同じでも、

    学校や先生が変わると、学校へ行く気分が大きく異なることに気付いていました。

    楽しい先生が担当してくれると、学校へ行くのが楽しかったし、

    嫌いなはずの数学が、先生が替わった途端に、好きになったこともあります。

    この現象は、矯正治療にもあてはまると考えます。

    子どもの協力態度が悪かったので、矯正治療がうまくいかなかった。

    などということが言われるが、

    子どもたちの心を惹き付ける力も、知識や技術力と同様に、

    矯正を手がける歯科医師や衛生士には要求されるのではないでしょうか。

    熱が出たから連れて行かれる内科の先生とは違って、

    矯正歯科医院に行くのが楽しい。

    先生やスタッフのお姉さんに会うのが楽しみ。

    そういう環境を作ることが要求されていると考えます。

    確かに、御両親の協力にも左右されますから、

    矯正治療は、子どもたちと御家族とそしてスタッフと歯科医師が、

    信頼しあって協力しあって初めて成功する特殊な医療であることを、

    みんながしっかり認識することが大切だと思いました。

    お母さん方は、そういう観点からも、矯正治療を見ていただきたいと思う。

     

     

     

     

  • お母さんも矯正経験者

    金曜日、初診に来てくださった女の子のお母さんは、

    ご自身が矯正経験者note.gif

    私が説明を進めていると、

    「よーーくわかります。」と大きくうなづかれたのです。

    というのは、

    「イノウエ矯正歯科では、中学生には、

    よほどのことがないかぎり、

    フルボンディングシステムとかマルチブラケットと呼ばれる

    複雑な装置はつけません。

    中学生は、親や先生など大人の言うことを聞きたくないのが普通なので、

    複雑な装置をつけると、完璧な成績で終われないリスクが高くなるからです。」

    という説明に、

    「私がそうでした。中学生のときにわけもわからず、始めることになって、

    途中で嫌で嫌でやめてしまいましたsad.gif

    とお話してくださいました。

    当院でも昔は、中学生に複雑な装置による仕上げ治療をしていましたが、

    10年ぐらい前からやめました。

    高校1年生になって、反抗期も過ぎ、大人の考え方ができようになった子ども達に、

    協力の重要性を説明し、本人の意思を確認して始めれば、

    良い成績で早く終了することができるのです。

    お母さんのお話に、私は自分のやり方に一層自信を深めましたhappy01.gif

     

     

     

  • テニススクールと矯正治療

    私は、子育てが卒業した頃から、テニススクールに通っています。

    テニススクールで学ぶことは、もちろんテニスのテクニックなのですが、それと同時に、コーチングのこつ、コーチの違いによる差、教える立場と教えられる立場との違いなど、矯正治療やMFT(舌や唇のレッスン)に重ね合わせて学べることが多いと感じています。

    テニスの生徒であることで、患者さんの立場にたって考える機会が得られるような気がしています。

    褒め上手、励まし上手のコーチ

    技術抜群のわりに、口下手なコーチ

    地味で、とっつきは悪いけど、実は味のあるコーチ

    コーチのちょっとし言動で、やる気が出たり、落ち込んだり。。。。

    私たち、矯正治療やMFTに携わるドクターや衛生士は、そういったコーチングの力量も問われていることを、テニスのレッスンを通じて、感じています。

    スタッフとともに、知識や技術だけれなく、そういったコーチングの点も大切にして、治療にあたりたいと思います。

  • 日本臨床矯正歯科医会の理事会に出席してきました

    6月の例会を期に、日本臨床矯正歯科医会の執行部が交替しますnote.gif

    この会は、矯正専門で開業している日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)の会です。

    来期から、渉外理事を担当させていただくことになりましたので、

    今日は、その引継ぎのために、東京へ行ってきました。

    昼食の時間も惜しんで、朝の10時から夕方の5時まで、

    内容びっちりの会議でしたcoldsweats01.gif

    もっともっと矯正治療の良さをご理解いただけるよう、

    がんばりたいと思いましたhappy01.gif