カテゴリー: 日記

  • うれしい絵本のコメント

    先日知り合った先生から、ご自分の著書の紹介が、送られてきたので、じゃあ、私もと思って、絵本の検索をしてみたら、アマゾンで、下記のようなコメントを読みました。

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    上の子供が3歳の時に、歯医者さんの待合室でこの本を読んだところ、「絶対虫歯になりたくない」「僕、きちんと歯を磨くね」と自分から言い出し、あまりの効果におどろいて自分でも購入しました。
    し ばらく読んでいなかったのですが、下の子供が最近、ちょっと虫歯の前兆のような、歯の色の変色が見られるようになってしまい、久しぶりに本棚から取り出 し、読んで聞かせました。読み終わったら一言、「僕、もう甘いもの食べない」と!!ものすごく食いしん坊で、甘いものも大好きな子なのですが、その子がこ んなことを言うなんて!と、本当にびっくりしました。もちろん、その後はいつも以上に念入りに歯を磨いております。本を読みきかせるだけでこんなに効果が あるんだから、小さいお子さんをお持ちの方には超お勧めです。
    どうして虫歯になるのか、とてもわかりやすくかかれているのと、虫歯の原因である 「虫歯菌が酸をつくりだす」ということを「むしばきん の さん のウンチ」と説明されているのが、子供にはとても響くようで、「口の中がウンチだら け~?!」と、とにかく歯を磨かないととんでもない状態に口の中がなってしまうというイメージが。子供でも容易に出来るみたいです。
    歯磨きを嫌がったりして、どうしても歯磨きがおざなりになってしまうときがありませんか?そういうときに定期的に読ませたい本です。本当におすすめ。

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    ”うれしい”の一言につきます。

    残念ながら、シリーズの一つとして作られていたので、11刷まで増刷されたのですが、もう絶版になるそうです。

    子どもって、私たちが思っているより賢い!偉い!って、いつも思っています。

    私の絵本で、子どもたちが自分から、自分の歯を守ろうという気持ちになってもらえるとすれば、こんなにうれしいことはないですhappy01.gif

     

     

  • 沖縄での講演

    この前の連休は、沖縄で講演でした。

    日本歯科医師会の生涯研修の講師として、子どもたちの不正咬合の予防について、あちこちで講演しているのですが、沖縄は、最も遠いところでした。

    カジュアルな恰好の人たちに混じって、一人、スーツをまとい、パソコンを持ち、東京便と同じ姿で飛行機に乗って、いつもと同じく、1泊2日の超短時間旅行をしてきましたdash.gif

    沖縄は暖かく、人柄も温かく、沖縄県歯科医師会の先生方には、お世話になりました。

    とてもハードな沖縄講演でしたが、私のお話が、沖縄県の子どもたちの顎、口腔の健全な発育に、少しでもお役にたてたとすれば、うれしいですhappy01.gif

  • 患者年齢層調査

    新聞社からのアンケート依頼が届きました。

    忙しいのに、、、、しょーがないか。。と思いつつ、答えていましたら、

    10代以下、20代、30代代以上の来院患者数という項目がありました。

    調べてもらったら、圧倒的に10代以下が多く、その次が、30代以上でした。

    もちろん、以下と以上で区切れば、10年分しかない20代が少ないのも当然なのですが、

    先日のブログでも書いたような地域密着型の診療室であることが裏付けられたような気がしました。

    10代以下は、地域の学校へ通っている方が多いので、その口コミで来院してくださいます。

    30代以上はその子どもたちの御両親と、そのお知り合いなのです。

    インターネットで調べて来院される若いお嬢さん方は少なく、うちの20代の患者さんは、ほとんどが20代後半の方で、あちこち相談に行った後の方や、再治療を希望される方です。

    前から、”こんな感じ”とは思っていましたが、今回、人数を具体的に調べてもらったら、その通りの結果が出たので納得できました。

    地域の方々に、感謝heart04.gif

     

  • CBCTがやってきました!

    先週末、とうとうイノウエ矯正歯科にも、CBCT(コンビームCT)がやってきましたhappy01.gif

    3次元でX線写真を撮影できるので、

    歯が違う方向に生えそうになっているとか、

    余分な歯があるとか、

    顎関節の様子をしっかり診たいとか、

    そんなとき、今までは、CBCTを持っておられる先生のところまで、

    わざわざ患者さんに行っていただいていたのですが、

    これからは、遠くまで行っていただかなくてもよくなりました。

    ちょっと(かなり!)高かったけど、がんばりました!

    今までよりも、より正確に、体の内部が見ることができて、

    より良い判断ができるようになったと感じていますhappy01.gif

     

     

     

  • スペシャリスト

    イノウエ矯正歯科には、学生の衛生士さんが実習に来られています。

    学生さんからの質問にこんなのがありました。

    どうなったら、装置をはずすのですか?

    お答え

    1:上下の1歯対2歯の関係が確立できている。

    上の歯の谷に下のの歯の山が、きっちり咬みこむように並んでいるのが、正しい歯並びです。

    2:コンタクトポイントのずれがない。

    歯のラインが、ずっと揃っているのが、正しい歯並びです。

    3:辺縁隆線が揃っている。

    隣の歯との段差がないことが必要です。

    4:歯と歯の間にスペースがない。

    5:上下の歯の間に隙間がない。

    しっかり咬みこんでいることが要求されます。

    舌の癖が残っていると、この条件をクリアするのが難しくなります。

    5:歯根が平行になっている。

    歯と歯の間の骨の量が均一であることが、歯周病の抵抗性を保つために重要です。

    こういうチェック項目は、アメリカの専門医の試験のチェック項目には、わかりやすく記載されています。

    その条件が満たされていない箇所ごとに1点ずつ減点されていくのです。

    日本矯正歯科学会の専門医試験も同様のチェックがあります。

    私たち、日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)は、毎日、神経をすり減らして、この項目をすべて達成できるよう、がんばっています。

    30年以上、矯正ばかりやっていても、100点満点がどれだけ難しいかsign03.gif

    でも、100点に近ければ近いほど、その後の安定が良いことは、30年の経験から、しみじみ感じるようになりました。

    正直言って、イノウエ矯正歯科でも、あまり良い成績で終われなかった方は、やはり、その後の安定も悪いのですweep.gif

    それほど、”矯正治療は、専門性が高い”ということを知っていただきたいと思います。

    昨日の朝日新聞に、天皇陛下の心臓手術を執刀された天野先生のことが取り上げられていました。

    ”腕一本で最高の治療挑む”

    私たちも、スペシャリストとして、不正咬合の成り立ちを把握し、原因を見抜いて、治療方針を立て、腕一本(本当は二本?笑)で、100点満点の咬合の確立を目指します。

    矯正治療は奥が深く、まだまだ勉強は続きます。

    ”スペシャリストとして、最高の医療が提供できるようにがんばり続ける。”

    分野は違うけど、同じスペシャリストとして、私も頑張っていきたいと思いましたhappy01.gif

     

     

     

     

     

     

     

  • 地域に根ざした歯科医

    先週、山口で講演をしてきた際に、

    島根県で開業されている先輩に久しぶりにお目にかかりました。

    学生のころ、実習指導していただいていたW先生です。

    W先生は、地元で開業されて、30年を超えるそうですが、

    「地域の誰よりも地域の方々のことを知っているかもしれない。

    これほど、長く、それも結構親しく、地域の方とおつきあいできる職業は、

    少ないのではないか。歯科医という仕事を誇りに思う。」

    と言っておられました。

    そう言われてみると、私のところでも、一人の患者さんを、

    小学生のころから、大人になるまで、診させて頂き、

    その方が、ご自分の子どもさんを連れてきてくださるようになりました。

    御兄弟や親戚の方や、お友達の紹介、そのまた紹介のような患者さんも多いので、

    待合室で、”あれまぁ!お久しぶり!”とか、

    ”あれぇ?あなたもここに通ってたの?”なんていう会話がしょっちゅうhappy01.gif

    HPでみつけてくださって、遠いところから通ってくださっている方も多いのですが、

    やはり、地元池田の方が、いっぱい!

    地域に根ざすって、こういうことを言うんだなぁ。。

    素晴らしいことだなぁ。。ってあらためて思いました。

    長年続けてきたからこそ、得られるものを大切にして、

    次の世代に、宝物として、引き継いでいきたいなと思いました。

    W先生、地域との繋がりの大切さを、あらためて思い出させてくださって、

    ありがとうございましたheart04.gif

     

  • SLやまぐち号と新幹線さくら

    土曜日、日曜日と山口に行って来ました。

    先日もお話したように、日本歯科医師会の生涯研修の講師として、

    子どもたちの不正咬合の予防について、お話してきましたnotes.gif

    山口県歯科医師会の先生方には、お世話になりました。

    ありがとうございましたheart04.gif

    正直のところ、山口って飛行機でいけないし、中途半端に遠いな。。

    って、ちょっとブルーだったんですけど、

    いっぱいいいいことがありました。

    なかでも、超スペシャルだったのがsign03.gif

    なんとSLに乗りましたsign03.gif

    観光としてではなくて、普通列車として、走ってたんですsign03.gif

    湯田温泉という駅から、新山口駅まで、本当に!

    シュッシュッポッポッって!

    幼い頃におじいちゃんのところへいくときに乗った汽車とおんなじでした。

    学会事務局が手配してくれた切符だったので、

    自分が乗る列車がSLとは、列車が入ってくるまで知らなかったので、

    サプライズ!あわてて、携帯で撮りましたdash.gif

    その後は、新山口駅から新幹線さくらbullettrain.gif

    2時間ほどで、のどからな田園風景から、ビルの立ち並ぶ大阪へ。

    時間軸と空間軸の大きな変化に、

    あらためて感動を覚えた1日でした。

    私のお話が、山口の子どもたちのお役に、

    少しでもたてるとすれば幸いですhappy01.gif

     

     

  • アットホームな診療所

    今日初診相談に来てくださったAさん。

    帰りがけに

    「先生。ここに住んでおられるんですか?」

    「いいえ。ここは診療スペースだけでいっぱいいっぱいなんですよ。」

    「ふーん。アットホームな感じがしたから、そう思っただけです。。」

    「実は、寝泊りしてたりして。。」 笑

    アットホームな感じがすると表現してくださって、

    とてもうれしく思いました。

    ありがとうございます。

    健康で美しい歯並びを目指して、がんばっていきましょうねhappy01.gif

  • 禁煙の店舗

    今日、テニスのOG会の後、

    箕面市小野原のコメダ珈琲店に行きました。

    私たちが入ろうとすると、

    「また、来るわ」

    と言って、すぐに出て行った二人連れが。。。。

    今日は、完全禁煙の日だったからのようでした。

    お店に方にとっては、愛煙家の方が、帰ってしまわれるのは、

    辛いことでしょうが、

    がんばってほしいと思います。

    完全禁煙の店内で、私たちは、とても快適に過ごすことができました。

    副流煙の害がわかってきた今、

    完全禁煙の店舗が、増えていってくれることを願っています。

    お店の方は、どうしても、愛煙家の方が去ってしまうことによって、

    売り上げが落ちることが心配で、

    完全禁煙に踏み切れないようですが、

    その分、禁煙応援団が、禁煙のお店に出かけて行って、

    愛煙家さんの分を補ってあげたいと思います。

    そのことが、愛煙家の方にも、御自分の健康のために、

    禁煙を考えるきっかけになってくれるといいな、と思いました。

     

  • 不運が、良運を連れてきてくれることも!

    台風から1週間。

    先週は東京で、日本歯科医師会の生涯研修の講師として、講演をしていましたが、

    御存知のとおり、台風のために、飛行機は全て欠航、新幹線もストップ!

    その前の盛岡での日本矯正歯科学会から、4泊5日の日程が、

    5泊6日になってしまい、がっかり。。。weep.gif

    でも、翌朝は台風一過の晴天で、羽田を飛び立つや否や、

    いきなり大きな富士山が!

    何度か見ていたけれど、こんなに間近に見えるとは!

    あまりに雄大な富士山に、日頃の小さな悩みが吹っ飛んだ気がしました。

    台風をちょっと恨んだけれど、台風のおかげですhappy01.gif

    懇親会で、台風になりかわり(笑)、お詫びしてくだった東京都歯科医師会の先生!

    ありがとうございました。でも、いいこともあったので、大丈夫です!

    ”不運が、思いがけず良いことももたらしてくれることがある。”と信じて、みんなでいっしょにがんばりましょうね!

    ということを、昨日おみえになった、障害を持って生まれた新患のMちゃんとそのご家族にも、お届けしたいなと思いました。