今日は世界禁煙デー
私たちの池田市禁煙推進ネットワークでは、
先週から、池田市の市庁舎に、垂れ幕を掲げたり、
それぞれの部署に、ノボリをたてたりしています。
寂しいのは、朝のニュースなどでも、全くとりあげられないこと、
昨日の5月30日のゴミゼロの日は特集してたのに。。
草の根の活動で、タバコによる健康被害を少しでも減らせるように、
特に、子どもたちをタバコの害から守れる社会を作っていくために、
ずっとがんばっていこうと思ってます
今日は世界禁煙デー
私たちの池田市禁煙推進ネットワークでは、
先週から、池田市の市庁舎に、垂れ幕を掲げたり、
それぞれの部署に、ノボリをたてたりしています。
寂しいのは、朝のニュースなどでも、全くとりあげられないこと、
昨日の5月30日のゴミゼロの日は特集してたのに。。
草の根の活動で、タバコによる健康被害を少しでも減らせるように、
特に、子どもたちをタバコの害から守れる社会を作っていくために、
ずっとがんばっていこうと思ってます
先日、矯正治療の途中経過、もしくは結果がよくなくて、セカンドオピニオンを希望される方が増えているというお話をしました。
矯正治療でなくても、医療には、世界中の名医がよってたかっても治せないという病状があります。
病気の種類によって、そのパーセンテージは変わるのでしょう。
そうでない病状なら、正しい医療行為を行えば、治癒させることができるはずなのです。
不正咬合の場合も同じで、どんなに優秀な日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)でも、完全な結果に終われない症例もあります。
それは、1割ぐらいでしょうか?
ただ、ちゃんと治療すればきちっと治る症例なのに、そうでなくなることが問題なのです。
不正咬合の場合は、他の疾患と違って、見極めや評価が難しいということがあるかもしれません。
炎症や腫瘍、外傷と言った疾患は、難易度の判定が、比較的安定しているような気がします。
それに比べ、精神科の病気や膠原病などの免疫疾患などは、難しいような感じがします。
不正咬合も難しい方に入ると思います。
うまく治療が進んでいない症例では、その症例が難しいことにさえ、手がけた先生が気付いていないということがよくあります。
安易に矯正治療を始めて、「主治医も患者さんも泣いている」 という話を聞きます
主治医の先生も悪気があるわけでなく、一生懸命なのですが、その力量の不足が、悲劇を招いているのです。
特に専門性の高い矯正治療という分野では、治せる症例のパーセンテージ、治療のゴールの高さに、大きな差があることを知っておいてほしいと思います。
もう一つの多いパターンが、「過大広告のHPを信用してしまった」 という例です。
厚生労働省もガイドラインを作ったとのことですが、あんまり機能しているようには思えません。
泣きながらセカンドオピニオンを聞きに来られる患者さんが、少しでも減ることを祈っています
久しぶりにブログで、ぼやきたくなりました
最近、矯正治療がポピュラーになってきたのは、とてもうれしいのですが、
安易に近くの歯科医院で始めたり、HPを簡単に信じて開始したりして、
問題が生じてしまっている例が、増えているようです。
「矯正治療は専門性が高い」 ということと、
「HPの言葉に惑わされてはいけない」
という2つをしっかり肝に銘じて、
矯正治療を開始してほしいと思います。
問題が生じてから、行き場に困ってあちこち行くのではなく、
開始する前に、あちこち行ったり、お友達に聞いたりして、
情報をしっかり集めてから、矯正治療を始めてください。
それから、患者さんのために、信頼できる政府公認の専門医の制度が、
早くスタートすることを願っています。
私たち開業医の意見では、政府は全く動いてくれないので、
患者さんたちのパワーで、厚生労働省を動かしていただきたいと、
思っています。
そうでないと、薬害エイズや肝炎のように、政府の対応の遅れのために、
矯正治療被害者が世の中にあふれかえるのではないかと、
私は心配しています
3月末、シンガポールの矯正歯科医会の大会に参加してきました
世界的に著名な講演者がたくさん呼ばれていたことと、日本臨床矯正歯科医会の国際渉外理事として、参加する必要性があったことが、参加理由です。
日本の矯正の団体から参加したのは、初めてだったようで、とても喜んでくださいました
今回強く感じたのが、シンガポールはアジアのまんなか!
多くの海外からの先生が集まっていました。
その時の写真の1枚ですが、向って左端から、マレーシア、シンガポール、タイ、日本、アメリカ、タイ、日本、メキシコ!
他にも、インドネシア、スリランカ、インド、ベトナム、香港、台湾と、多くの先生方とお友達になりました。
それに対し、日本は、極東で極北!
島国なので、どうしても、”ひきこもり”がちなのですが、他のアジアの人たちは、頻繁に交流しあって、仲良くされているようでした。
私たちも、もっともっと仲間入りしていきたいな。いくべきだな。と感じました
お久しぶりです。なんと月日の流れることの早いことか!
2月28日木曜日、なんと、講演のダブルヘッダーでした。
遠く、青森や沖縄、海外にまで講演に行ったことはありますが、1日2つは初めてでした。
3:00からは、箕面市立小中学校の養護の先生方に、子どもたちへの喫煙防止のお話をさせていただきました。
タイ保健新興財団の喫煙防止用You tubeも紹介しました。
何度見ても感動します。
を是非、チェックしてみてください。
6:30からは、子育て支援関係の方々に、「育児環境と不正咬合」というタイトルで、不正咬合の予防についてお話してきました。
「正しい機能の発達があってこそ、正しい形態が育つ」というのが、私の持論です。
以前から、「未開の地の原住民には、不正咬合はなかった。」というPrice先生の調査結果を用いて、説明してきましたが、その食べ物・食べ方を目の当たりにすることのできるビデオを手に入れたので、みなさんに紹介しました。
NHK制作の「日本人イヌイット」の中にでてくる、5歳の女の子が、手づかみで鳥の酢漬けを丸ごと食べるシーンです。
「人間はもともと、動物である。」ということを忘れないで、子どもたちをたくましく育てたい。そうすれば、不正咬合の発現率も抑えることができる。というお話をしてきました。
このビデオも感動します。是非、チェックしてみてください。
昨日の日曜日、秋晴れの絶好の行楽日和の中、私たち池田市禁煙推進ネットワークは医療者向けの研修会を開催しました。
市立池田病院の呼吸器内科の橋本先生をお招きして、喫煙者をどうやって減らしていくか?体系的にお話いただきました。
その後、懇親会を開催しましたが、そこで、イノウエ矯正歯科の住友から、思いも寄らない発言が、
「うちの2人の男の子のサッカーチームのコーチは、平気で、学校のグラウンド内で、子どもたちの前で、タバコを吸っているのが心配だ。」
と言うのです
池田市は公立園小中学校は、敷地内全面禁煙になっていますが、川西市はまだだそうです。
池田市禁煙推進ネットワークの存在が、学校敷地内禁煙に一役かっていたとすれば、うれしいことです。
また、「非喫煙者が、喫煙者に対して、へんな優しさがあるのでは?」という声も聞かれました。
そう、吸わせてあげる事は、本当の愛ではないのです。
禁煙するように応援してあげること、タバコの害から守ってあげることが、本当の愛だと思います
ときどき、沈みそうになる禁煙ネット号なのですが、がんばって航海を続けていきたいと、あらためて思いました
池田市の小さな子育て支援の会(はぐはぐ)に入って活動し始めています
助産士さんが中心になって、活動をしている会です。
私はまだまだ何もできていないのですが、来年2月28日(水)6:30から、池田市の総合福祉保健センターで、講演をさせていただくことになりました。
これまで、一般歯科医の方にお話していたような内容を、クインテッセンス社から出版した”歯育て支援のQ&A”に書いてあるような内容を、子育て支援者向けに行います。
ちょっとした注意で防げる不正咬合があるのです。
お母さん方に伝えて欲しい知識を、お伝えしたいと思っています。
よろしかったら、是非、ご参加ください。
池田市以外の方でも参加できます。
お待ちしております。
詳細はこちら!
違いは、”愛とMFT(舌や口唇の癖を取り除くレッスン)”!
まず、”愛”!
一期治療の出っ歯さん用の装置は、取り外しができるタイプがほとんどなので、子どもたちが一生懸命使ってくれるかどうかで、成否は大きく分かれます。
イノウエ矯正歯科で、子どもひとりひとりが、スタッフや私から、愛を乗せて装置を渡され、来院の都度励まされるのと、そうではないのとは、効果に差が出てもおかしくはないと思われます。
次に”MFT”!
イノウエ矯正歯科でMFTを始めて20年近くになります。
出っ歯を悪化させる口唇や舌の癖を取り除きながら装置を使うのと、そうでないのとでは、結果が異なるのは当たり前でしょう。
娘が一言!エビデンスを出せば!
愛を客観的評価するのは、難しい。。。うううんんん。
でも、アメリカの偉い先生がなんとおっしゃられようと、私は、これからも、子どもの出っ歯ちゃんを治していきます
もちろん、受け口ちゃんも
みんないっしょにがんばろうね
9月秋田県議会で議員提案による「歯と口腔(こうくう)の健康づくり推進条例」が成立、10月に施行された。歯と口腔の健康は栄養バランスの取れた食生活を可能にし、生活の質の維持につながる。高齢者の認知症や誤嚥(ごえん)性肺炎を防ぐ効果もあるとされる。条例施行を機に県や市町村、医療保健関係者、県民がこれまで以上に歯と口腔の健康づくりに向けた取り組みを進め、県民運動として盛り上げていきたい。
同様の条例は新潟県が2008年に初めて制定して以降、全国に広がっており、本県は28例目となる。基本理念には県民が歯と口腔の健康づくりに主体的に取り組むことと、効果的な保健医療サービスを受けられる環境が整備されることを掲げた。また、子どものフッ化物洗口(うがい)推進や、歯周病対策、歯科検診の充実など13項目を基本的施策として挙げている。
条例は歯と口腔に関する本県の実情に合わせて、県の施策の方向性を明確化していることが特徴と言える。
本県は全国と比べ、子どもの虫歯が多い。06年度の調査で12歳児の虫歯は平均2・4本。11年度は1・8本に減ったものの、全国40位だった。トップの新潟(0・6本)とは大きな開きがある。
県は既に虫歯予防に効果が高いフッ化物洗口を幼稚園・保育所、小中学校などで推進しており、昨年度は全施設の半数近い381施設が取り組んでいる。これをさらに広げることも大切だが、より重要なのは子どもたちが歯についての正しい知識を持ち、バランスの取れた食生活や歯磨きの習慣をしっかりと身に付けることだろう。それが大人になってからの虫歯、歯周病の予防につながるからだ。
80歳になっても自分の歯を20本以上残す「8020運動」が展開されている。本県の達成率は昨年調査で35・9%と、全国の38・3%を下回る。また10年度の肺炎による死亡率は10万人当たり143・1人で、全国で3番目に高かった。高齢者はのみ込む力が弱くなり、誤嚥性肺炎を起こしやすいことも影響しているとみられる。何でも食べられる歯を維持し、口腔内を清潔に保つことは健康寿命を延ばす上からも不可欠だ。
県は4月、健康推進課内に口腔保健支援センターを設置。4人の歯科衛生士が、希望する幼稚園・学校や高齢者施設を訪問して洗口、歯磨き、口腔ケアなどの指導に当たっている。全県をカバーしてきめ細かに対応するには、県・市町村や歯科医師会などが連携し、さらに体制を強化する必要があるだろう。
歯と口腔の健康は個人の生活の質を向上させる。健康長寿者が増えれば、医療・介護のコスト抑制や、社会の活力づくりも期待できる。全国に先んじて少子高齢化が進む本県だからこそ、子どもばかりでなく、成人、高齢者も含めて歯と口腔の健康を守りたい。
amazonを利用して本を購入している方は多いと思います。
「この本を買った方は、こんな本も買っています。」と、関連の本が表示されるので、便利だな。すごいな。なんて、思って利用していましたが、なんと、昨日は、「井上裕子様へおすすめの商品」として、私の著書である「どうしてむし歯になるの」が、紹介されてきて、びっくり!
きっと、これまで私が購入した本から割り出されて、紹介されてきたのでしょうから、検索機能の的中のすごさに驚くと同時に、ちょっと間抜けな感じがして、面白いなと思いました。
著者は自分の本は、買わないでしょう。。。。
でも、著者が一番、みんなに読んでもらいたいと思っている本ということは、著者が一番選択するはずの本になるわけですから、当たっているんですよね。
11刷まで増刷されたのですが、シリーズ本の1冊目として出されているために、今後は増刷されないそうです。
amazonには在庫があるってことなのかな。
よかったら、買ってやってください。
自分で言うのもなんですが、子どもたちに虫歯予防を教えるのに、とても良い本なんですよ。