中高年の矯正治療

矯正治療は、子どもや若者のもの!と思っておられませんか?

1/18日の産経新聞に、「中高年の矯正治療」についての記事が掲載されましたので、紹介させていただきます。

そう言えば、当院でもお子さんの矯正治療に続いて、ご両親が始められるケースが増えています。

40代、50代の中高年の呼ばれる年齢は、私は、「第二の矯正適齢期」と紹介しています。

体のあちこちの老化が目立ち始める時期に、咬合の崩れも生じてくるので、その前に治しておくことをお勧めします。

そして、それ以降で崩れかかった場合には、崩れる速度を遅くすることもできます。

昨日も、80代のMさんが、矯正治療終了後の資料採得に来院されていましたが、笑顔が素敵になり、若返って、一層明るく前向きになられたことを、お互い喜び合っていました。

確かに子どものようにはいかない部分もありますので、そこは、検査結果を睨みながら、うーーんと考えます。

他のドクターの意見も聞きながら、時には、一つの症例で1時間2時間と作戦を考えていることもあります。

それが、矯正の奥深さであり、私が大好きな部分です。

ときには、矯正治療によって得られるメリットとそれに必要な負担の大きさとを比較して、ご本人のご意見も伺いながら、「しない」という選択肢を選ぶことになる場合もありますが、納得した上での選択ですし、その後の注意点などもご理解いただけるので、じゅうぶんな価値があることと思っています。

あきらめずに、一度ご相談ください。

2023.1.18付産経新聞朝刊

 

 

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