非対称
最近、非対称が気になって仕方がありません。
矯正歯科学入門では横顔の分析について習うのですが、臨床を長く続けていると、大切なのは前から見た時の対称性!とつくづく思うようになりました。
出っ歯や受け口の前後的な問題よりも、非対称の問題の方が治療が難しくなることが多いのです。
よーーく見るとお顔が少し歪んでいませんか?
幼いときは少しでも、思春期成長期の頃に、ぐっとその非対称が目立つようになります。
頬杖や寝癖、咬み癖、非対称を起こすような癖がないか、しっかりチェックしてください。
へんな癖で自分の顔を歪めてしまったり、かみ合わせをずれさせてしまうほど、残念なことはありません。
もうひとつ、自分自身の体の非対称にも改めて気づき、今修正中です。
人間左右対称にあるものは、極力、左右均等に使う。対称性を大切にしていく。
ヒトの体の基本だと思っています。