子どもの出っ歯さんの治療は有効
昨日、近畿北陸地区対象に、兵庫県歯科医師会で、日本歯科医師会の生涯研修事業の講師としての講演をしてきました
遠く奈良の方からも来てくださった方もいらっしゃいました。
後天的原因で生じる不正咬合は、周りの大人が気をつけてあげることで、予防することができる。という内容の講演です。
主人と娘も聞いてくれました。
ちょっと早口だったと言われましたが、内容に関しては、二重丸をくれました。
会場でも、話題になったのですが、アメリカの大学の有名な先生が、「子どもの出っ歯さんの一期治療(子どもの頃からの治療)は、有効ではない」という結果を出しているのですが、イノウエ矯正歯科では、じゅうぶん良い成績を出すことができているということです
違いは、”愛とMFT(舌や口唇の癖を取り除くレッスン)”!
まず、”愛”!
一期治療の出っ歯さん用の装置は、取り外しができるタイプがほとんどなので、子どもたちが一生懸命使ってくれるかどうかで、成否は大きく分かれます。
イノウエ矯正歯科で、子どもひとりひとりが、スタッフや私から、愛を乗せて装置を渡され、来院の都度励まされるのと、そうではないのとは、効果に差が出てもおかしくはないと思われます。
次に”MFT”!
イノウエ矯正歯科でMFTを始めて20年近くになります。
出っ歯を悪化させる口唇や舌の癖を取り除きながら装置を使うのと、そうでないのとでは、結果が異なるのは当たり前でしょう。
娘が一言!エビデンスを出せば!
愛を客観的評価するのは、難しい。。。うううんんん。
でも、アメリカの偉い先生がなんとおっしゃられようと、私は、これからも、子どもの出っ歯ちゃんを治していきます
もちろん、受け口ちゃんも
みんないっしょにがんばろうね