矯正治療をしない判断も正確に
昨日、初診相談のNちゃんは、小学5年生。
思春期成長期真っ只中の、伸び盛りのお嬢さんで、
この夏休みに、かなり身長が伸びたとのこと。
それに伴い、顔がゆがみ、かみ合わせも気になるようになり、
あちこちを受診して、紹介されてイノウエ矯正歯科に辿り着かれました。
以前、「一期治療はしないで、将来の外科的矯正治療待つように」
と、数件で言われたという小学2年生の女の子の一期治療をお引き受けして、
無事、手術を受けなくても良い状態にできたという経験はありましたが、
Nちゃんは、小学5年生で、すでに、かなりの難しい状態になってしまっていて、
矯正治療単独では難しい状況でした。
近くの開業医さんに、小さい頃お連れになったときは、「もう少し待つように」 と言われたそうですが、
これでいいのかな?と思ったら、是非、複数のドクターの意見を聞いていただきたいな。と思いました。
矯正治療を開始するのも、しっかりした判断が必要ですが、しないで待つことにも、
しっかりした判断が必要だ。ということを、つくづく感じました。