小児矯正7(子どもたちが進んで通院)
火曜日, 5月 25th, 2010小児矯正(一期治療)で忘れていけないのは、
子どもたちが、前向きな気持ちで、進んで矯正治療に通えるということだと私は思っています。
確かに、矯正治療そのものはそう楽しいものではないと思うのですが、
装置をがんばることによって、どんどん歯並びがきれいになるのを実感する喜び
それを周りのみんなから褒めてもらえる喜び
歯磨きはたいへんだけど、ちゃんとできていると、またまた褒めてもらえる喜び
詰め物がいっぱいの乳歯が抜けて、真っ白な永久歯列に変わっていく喜び
衛生士さんたちと、いろんなおしゃべりが楽しくできる喜び
そんなこんながあれば、きっと楽しく通えると思うのです。
確かに子供さん自身のがんばる力も問われますが、
子どもたちががんばりやすい、楽しんで前向きに取り組みやすい環境を作ってあげるのが、私たち矯正専門開業医にできること、と思っています
もし、どうしても行き詰ったら、親子関係が暗くなってまで続けるのは、私は違うと思うので、子ども自身が納得できる年齢まで待って、ちょっとたいへんな矯正治療にはなるけれど、複雑な装置を使って治す選択肢を選んでいただくのも良いと考えています
今日もみんなでいっしょに楽しくがんばろうね