小児矯正
子どもの矯正治療のガイドラインが出来ていないということは、前にも書いたかと思いますが、
最近、いろいろなところで講演する機会が増えて、いろいろな先生方とお話をすると、
本当に、ばらばらなんだなぁ。。って、思います。
日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)の中でも、永久歯に生え変わるまでは、何もしないとか。。。
結構早くから、複雑な装置を開始するとか。。。
逆に、乳歯列から簡単な装置を開始されていたり。。。
ばらつきが大きすぎて、その中で、患者さんは選択に困られているんだろうな。。。
って、思います。
ときどき、電話で費用を聞いて、決めようとされる方もおられるのですが、
矯正治療は同じ治療が行われているわけではないので、
是非、その先生の考え方や方針をよく聞いてから、
治療をお願いする先生を決めることをお勧めします。
他の先生なら治せたのに。。。って後悔することのないように、
よーーくお話を聞いたり、情報を集めたり、お母さんのアンテナを張り巡らすことが大切ですよね。
特に、小さい子どもさんの矯正治療は、判断力がないがために、
保護者の意思によって開始されるにもかかわらず、
子どもさんの毎日の生活や、その後のメンタル面にも大きな影響を及ぼすと思っています。
子どもさんの笑顔のために、矯正治療が貢献できることを願っています