Archive for 5月, 2010
池田駅前で、世界禁煙デーイベント!
日曜日, 5月 30th, 2010今日13:00から、阪急池田駅前で、世界禁煙デーイベントをします
池田市禁煙推進ネットワークの主催です。
是非、遊びに来てくださいね
チアガールの演技やブラスバンド演奏に続いて、
プレゼントが当たる禁煙クイズゲームもありますよ
”吸う人も吸わない人も、みんなで目指そう健康池田”
吸っている人が悪いんじゃない
タバコが悪い
タバコの害からみんなの健康を守る政策を打ち出さない日本政府が悪い
今、アスベストに対する当時の対応の遅れが、政府の責任とされていますよね。
アスベストと全く同じことなんです。
何に対しても対応が遅れがちな政府が動き出すまで待ってると、
タバコの犠牲者が増えすぎてしまうから、
草の根の活動で、みんなで自分たちを守っていかなきゃ!
11:00から準備、今日一日がんばるぞぉ!!!
明日、5月31日は世界禁煙デー。
みんなで力をあわせて、タバコの害からみんなの健康を守りましょうね
ミニミニお茶会?!
土曜日, 5月 29th, 2010話せば長くなるのですが。。。
ひょんな理由から、上等のお抹茶と、和菓子が我が家に揃ったので、
ミニミニいいかげんお茶会をしました
大学生の頃、少しお茶を習っていたので、お嫁入りの時にも、
茶道具を持ってきたのですが、
なんと、ダンナちゃんは、箱の中を見たこともなく。。。
箱の中の優れた収納性に感動!
結婚後初めて、箱の中のお道具を使って、お茶を点てました。
もう、何もかもすっかり忘れていて、袱紗のたたみかたもお茶巾の扱いも、
母に教わりながら、少しずつ思い出しながら、大笑いしながらのいい加減なお茶でしたが、
お稽古に通っていた若き日を思い出していました。
そういえば、お華も習ってたし、ちゃんと名前の入った鋏もあるし、、、
ときどきは、お茶やお華に親しむ時間を作りたいなぁ。。って思いました。
年をとったせいかしら?
生活に根ざしていた古き善き日本の伝統を、忘れないようにしたいな。。。って、思いました
おかんがおもろい!
金曜日, 5月 28th, 2010”おかんがおもろい”と聞いて、関西以外の方は、何のこと?って思われるかも知れませんね。
実は、今朝、NHKの”あさいち”という番組に、堤真一さんがゲストとして出ておられて、
片づけをしながら見ていたのですが、思わず、手を止めてしまったのです。
堤さんの関西人度を図るというコーナーで、○×をつけるのですが、
”野球は阪神”に始まって、途中に、”おかんがおもろい”という項目があり、
(これは、お母さんが面白いという意味です。)
堤さんは◎をつけておられました。
そーなんや。。。って、改めて、再確認したというか。。。なにをって。。。
そういえば、私はうちの息子から”おかん”って呼ばれていることを思い出し、、
いつも私は、東京や地方に講演に出かけると、”面白い”と言われることを思い出し、、
2つを足せば、”おかんがおもろい”になるやんかぁ。。。
”なんや自分のことやん” と、気付いたのであります
大阪では、おもろないと生きていかれへんから、
フツーと思ってたけど、”おかんがおもろい”のは、関西人の特徴やったんや。。。
でも、おもろいのは楽しいし、楽しいと笑顔になるし。。。。
笑う門には福来る!”おもろいおかん”でよかった
という結論でした。
小児矯正8(複雑な装置の二期治療は短く)
水曜日, 5月 26th, 201014歳の時に、他の医院から、うちに変わりたいといっておみえになったM君がいます。
8歳からずっマルチブラケットと呼ばれる複雑な装置を付けたままで、
虫歯がいっぱい出来てきて。。。ということで、セカンドオピニオンを求めてこられました
6年間もよくがんばったね。
いったんはずして、その後は虫歯のリスクを下げることを重点にがんばってきて、
なんとか卒業できそうです
イノウエ矯正歯科では、複雑な装置の期間を、極力短くできる様に作戦をたてています。
私も装着していたことがあるので、わかるのですが、
せいぜいがんばれて2年か2年半だと思います。
この装置が入っているときに、受験やメンタル的にしんどいことが重なると、
なかなかがんばりきれないのが、普通だと思います。
だから、イノウエ矯正歯科では、複雑な装置の二期治療の期間をできるだけ短く出来るよう、
一期治療を大切に考えて、高校1年生ぐらいで、一気に仕上げをする方法をとっています。
ご本人と私が気合を入れあって、スタートするので、ほとんどの症例が1年ぐらいで、
終了することができます。
まるで、試合に臨む仲間どうしのように!
(行くぞ!おおーー!!!って感じなんです!)
完全仕上げを終えた歯並びは、どこへ出しても恥ずかしくないそれそればピッカピカの歯並びです
だって、小さい頃から、がんばってきたんですもの。
”小さい頃からよくがんばったね。”っと、イノウエ矯正歯科を卒業するときは、
まるで私はお母さんの気持ち、衛生士はきっとお姉さんの気持ちなんだと思います。
かわいい子どもたち、爽やかな若者の笑顔が、私の毎日のエネルギーになっています。
ありがとうネ
小児矯正7(子どもたちが進んで通院)
火曜日, 5月 25th, 2010小児矯正(一期治療)で忘れていけないのは、
子どもたちが、前向きな気持ちで、進んで矯正治療に通えるということだと私は思っています。
確かに、矯正治療そのものはそう楽しいものではないと思うのですが、
装置をがんばることによって、どんどん歯並びがきれいになるのを実感する喜び
それを周りのみんなから褒めてもらえる喜び
歯磨きはたいへんだけど、ちゃんとできていると、またまた褒めてもらえる喜び
詰め物がいっぱいの乳歯が抜けて、真っ白な永久歯列に変わっていく喜び
衛生士さんたちと、いろんなおしゃべりが楽しくできる喜び
そんなこんながあれば、きっと楽しく通えると思うのです。
確かに子供さん自身のがんばる力も問われますが、
子どもたちががんばりやすい、楽しんで前向きに取り組みやすい環境を作ってあげるのが、私たち矯正専門開業医にできること、と思っています
もし、どうしても行き詰ったら、親子関係が暗くなってまで続けるのは、私は違うと思うので、子ども自身が納得できる年齢まで待って、ちょっとたいへんな矯正治療にはなるけれど、複雑な装置を使って治す選択肢を選んでいただくのも良いと考えています
今日もみんなでいっしょに楽しくがんばろうね
小児矯正6(装置の期間)
月曜日, 5月 24th, 2010昨日は、一期治療の期間について、考え方にばらつきがあることをご説明し、イノウエ矯正歯科は一期治療の期間を長く捉えているとお話しました。
そう聞くと、ずいぶん長く装置がついているようなイメージを受けてしまうかと思いますが、そうではなくて、装置を付けて、がんばる期間をできるだけ短くできるよう作戦をたてています。
子どもたちは、装置をつけている期間が長くなると疲れてしまって、矯正が嫌いになってしまいます。
できるだけ短期間に、結果を出してあげることが必要だと思っています。
そして、その後は、生え変わりを観察したり、新しい永久歯の虫歯予防をしていくのです。
夜だけの装置が残る場合もありますが、それぐらいなら、子どもたちも平気です。
きれいになった自分の歯を大切に守り気持ちも芽生えて、歯磨きもちゃんとしてくれます
ときどき、「小さい頃に矯正治療を受けたのですが。。。」といって、おみえになる成人の患者さんがおられます。
お気の毒な気がします
小児矯正も、半年か1年あれば、結果が見えてくるものです。
もし、あんまり改善が見られないようなら、セカンドオピニオンをお勧めします。
子どもたちががんばっているのに、成果が得られないのでは、かわいそうです。
一口に出っ歯、受け口、ガタガタと言っても、いろいろな状態があり、
それぞれの症例にあわせた装置の選択が必要です。
特に、成長発育を利用する治療の場合、タイミングを逸してしまうと残念ですので、注意してあげてください
小児矯正5(一期治療の期間)
日曜日, 5月 23rd, 2010小児矯正は、一期治療と呼ばれることもあります。
以前、この一期治療のしっかりしたガイドラインがあるわけではないということをお話しましたが、
いつまでを一期治療と呼ぶか、その期間に関してもばらばらのようです。
乳歯が、永久歯へ生え変わる際には、
上下の前歯4本が生え揃うと、いったん落ち着きます。
しばらくすると、側方歯と呼ばれる横の歯3本ずつが生え変わってきます。
そして、12歳前後に、6歳臼歯の後ろに、7番が生えて永久歯列が完成します。
(稀に、7番が先に萌出することもありますが。。。)
こうして、3段階で、乳歯は永久歯列が完成していきますが、
どこまでの管理を一期治療と呼ぶか、それが、ドクターによって異なるのです。
側方歯が生え始めたら、もう2期治療の準備に入る先生もおられれば、
私のように、7番まで含めて、一期治療としているドクターもいます。
7番めが、問題ある状態で萌出することは、しばしばで、
そのために、顎関節症などを引き起こす可能性も高いので、
イノウエ矯正歯科では、その7番目の歯のコントロールも含めて、一期治療としています。
ですから、費用体系も異なってきます。
御相談の際には、その医院が、
どこまでを一期治療としているのかを確認することも大切だと思います
小児矯正4
金曜日, 5月 21st, 2010開業したばかりの頃は、私も他の日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)の先生方と同じく、
マルチブラケット法、エッジワイズ法などと呼ばれる装置による治療がメインでした。
でも、なぜ、この20年間で、私が小児矯正を大切に考えるようになってきたか?
それは、成人の方をたくさん診療していると、
「できれは、小さい頃に治してあげたかった。。。」
「もう少し早かったら、こんなにひどい状態の顎関節にならなかったのに。。。」
という症例に遭遇することが多いからなのです。
できれば、不正咬合も軽度のうちに治療できれば、
さらに、不正咬合にならないように予防できれば、どんなにいいだろう。。。。
そう思って診療し、勉強していると、指しゃぶりや、口呼吸や、食べ方や、寝方や、そんなこんなが、不正咬合の原因になっていることがわかり、予防できる不正咬合も結構たくさんあるのでは?と思うようになったのです。
正しい歯並びへの正常軌道を外れて、自然治癒は望めないとわかったらすぐに対応すれば、子どもさんの負担少なく、良い結果に導ける確率があがるとわかってきました。
だから、イノウエ矯正歯科では、小児矯正も大切に考えているのです
小児矯正3
木曜日, 5月 20th, 2010小児矯正は、一期治療、抑制矯正、咬合誘導などとも呼ばれています。
小児矯正のメリットは主に、
出っ歯や受け口などの症例において、骨の成長のコントロールが可能となること、
悪い癖が原因になっている場合、その癖を排除して、悪化を防ぐことができること、
歯の萌出の異常を発見して、早期に対応できること
これら3つがあげられるかと思います。
特に、1については、近年、アメリカの大学から、一期治療の有効性は認められないという報告が出て、賛否両論が出ていますが、私は、有効と考えています。
ただ、エビデンスを出すために、大学での研究ように、一期治療をする子どもとしない子どもに分類して、その効果を検証するなどということは、私たち開業医にはできず、証明することができないので、歯がゆい思いをしています。
イノウエ矯正歯科で、一期治療において、良い成績を出すことができている理由として3つあると考えています。
子どもたちががんばってくれていること
取り外しのできる装置を、びっくりするほどがんばってくれる子どもたちがいっぱいです!私の力じゃなくて、子どもたちの力がすごいんです!
装置の効果をマイナスしてしまう舌や口唇の悪い癖を改善しようと努力していること
スタッフの力がすごいんです!
長年の多くの経験により、一期治療用の装置の選択が正しいと思われること
ここでやっと、私の力!年の功!
アメリカの大学のデータをひっくり返すデータを、日本やヨーロッパの国から出せるといいなぁ。。って思います。
一期治療の効果が、よりインパクトのあるエビデンスとして認められるといいなぁ。。って思っています