耳鼻咽喉科疾患と不正咬合
日曜日, 4月 18th, 2010昨日の初診相談の一人のY君は、おばあちゃんと一緒にきてくださいました
4年生で、受け口でした。
扁桃腺が大きく、口呼吸で、舌が低位になっていて、
それらが、受け口の原因の一つとなっていると考えられることを御説明しました。
すると、おばあちゃんは、
「小さい頃から、Yくんは扁桃腺が良く腫れて、鼻づまりもひどく、
いつも口を開いていたのが、気にはなっていた。
こういうことが、原因の一つになるということを、もっと早くに知りたかった。
耳鼻科にはずっと通っていたのに、もっと、耳鼻科と歯科の先生が、
いっしょになって、診てくれたらいいのに。。。」
とおっしゃいました。
「扁桃腺が大きい人すべてが、受け口になるわけではない。」
というデータが出ると、エビデンスとして認められにくく、
外へ発信するのが難しい現状があるのです。
でも、おばあちゃんがおっしゃるとおり、いろんな分野の専門家が、
いろいろと情報を交換して、子どもたちの発育を守ってあげるべきなのです。
おばあちゃん。ご意見をありがとうございました。
私も、少しずつできる範囲で啓発活動をしているのですが、
もっとドカーーンとできたらいいのになぁ。。っていつも思います。
このブログもそのささやかな啓発活動のつもりです。
多くの人が読んでくださるといいな