予防は治療に優る。矯正は予防である。
金曜日, 3月 19th, 2010昨日、東京から、雑誌の編集長さんが、おみえになりました
今までは、一般歯科の先生とのお話が多かったそうなのですが、
「子どもの不正咬合」 という私の本を読んでくださって、
著者である私が、ご自分の作りたい雑誌にかかわる歯科医としてふさわしいかどうか、
”偵察に”来られたようです
私は矯正の話になると、力が入って、いつもにも増しておしゃべりになったのですが、
「予防は治療に優る。そして、矯正は予防である、しっかり頭に刻み込みました。」
というメールを後でいただき、私のだらだらした話を一言でまとめてくださって、
流石!と思いました
「予防は治療に優る。」は16世紀エラスムスの言葉です。
大人の矯正治療をしていると、不正咬合のために、
虫歯、歯周病、顎関節症が進んでいることが多いのに気付き、
(不正咬合が、これら疾患の応援団になっている感じです。)
子どものうちに治してあげたかった。。。と思うことがしばしばなのです。
でも、今度は、子どもの矯正治療をしていると、
どうしてこうなったんだろう?と疑問がわき、
もっと幼い頃なら、不正咬合を予防できたかもしれない。と思って、
ウィズ宝塚やNico2009年3月号などに、不正咬合の予防について書きました。
(お母さん方が読んでくださってるといいな!)
そして、40代50代の患者さんの矯正は、
将来、入れ歯になるのを予防するための矯正と思っています。
笑顔は、がんばったご褒美として、ついてくるのです
日本じゅうのみなさんが、矯正治療の素晴らしさを理解して、
イノウエ矯正歯科の患者のみなさんのように、予防に取り組んで、
ステキな笑顔を獲得されることを夢見ています