歯科矯正学の進歩
木曜日, 11月 19th, 2009 昨日に続き、今回の福岡の日本矯正歯科学会で感じたこと。
矯正治療って、治療の技術面や装置はずいぶん開発されて、大きな変化をしているけれど、基本的な部分は、まだほとんどわかってないんだってこと
海外・国内の招待講演者の多くが、機能と形態の関係や骨格と咬合の関係、すなわち、どうして不正咬合が生じてくるのか?どう捉えれば良いのか?ということを取り上げておられました
これらは、18世紀中ごろの矯正歯科の巨匠、ブローべンド先生、サッスーニ先生、モス先生達が、いろいろと述べておられたことで、あの頃の先生はすごかったんだぁ。。って改めて思いなおしました
それが、未だに解明されていないのです少しだけ、遺伝子操作のお話もありましたが。。。
私が毎日取り組んでいるこれらの難問は、矯正治療の一番基本の部分、重要な部分だと思っています。
少しでも、核心にせまりたい。がんばるぞぉ