本物の矯正治療その2:検査
ずいぶんお待たせしました本物の矯正治療その2は検査です。
正面と側面からの顔のレントゲンを撮影します。
顎の形や歯の角度のずれを平均値と比較します。同じ出っ歯でも、骨の大きさのずれによるものか、歯の角度だけなのかで、方針が異なります。下顎の形の差でも、使う装置の種類を変えます。
咬合器という器械に、歯の模型をつけて、顎位(顎のずれの有無)のチェックをします。悪い位置にある歯が、本来の顎の位置をずらしていることがあるからです。
顎関節断層撮影という顎関節の詳しい写真をとって、関節の骨に異常がないかをチェックします。
力舌や口唇の動きもチェックします。口唇の強さも測定します。舌や口唇の癖が、不正咬合の原因になっている場合には、それをしっかり見極めないと、治療がうまく進みません。
曆唾液検査(虫歯になりやすさのチェック)をします。虫歯がなさそうに見えて、ミュータンス菌数が多い場合もあり、装置をつけて油断すると一度に虫歯ができたりしますので、検査が重要です。
まだまだ、ありますが、続きはまた明日拏