子どもの矯正治療の3つのポイント
明日、東京から歯科の雑誌社の方がインタビューに来られます。
待合室用の雑誌に、子どもの矯正治療についての特集記事を企画されたそうです。
事前にいろんな質問が寄せられました。
答えを準備しなくては、、といろいろと考えていましたら、子どもの矯正治療に不可欠な3つのポイントが見えてきました。
適切な装置の選択・・・同じように見える症例でも、骨格の形態などで選択を変えます。より多くの選択肢の中から、その症例に合ったものを選び出すことができる能力が必要。
原因となっている悪習癖の除去・・・舌や口唇の癖が、不正咬合の原因の大きな部分を占めている場合も多いので、原因への対策が重要。
子どものやる気を引き出す・・・学校の勉強やピアノのおけいこ、テニスのレッスンと同じ。算数でも、先生が変わると好きになったりきらいになったり、、、すばらしいピアニストやテニスプレーヤーが、教え上手とは限らない。。。
とは、開業したころの私には、見えていなかった部分ですが、多くの子どもたちを診てきた今、とても重要であることを痛感しています。
”うちの子がダメだから。。。”って、お母さんが子どもさんを責めないでいいように、3つのポイントを押さえていくことが大切だと思っています。