摂食・嚥下の講演会
今日は、豊中市歯科医師会の学術講演会に、摂食嚥下の分野でご活躍の昭和大学の向井教授がおみえになると伺ったので、喜び勇んで、出席してきました。
やはり、第一人者でいらっしゃるだけあって、”目からうろこ”のお話がいっぱいでした。
1年間の窒息死数が交通事後死数より多いことをご存知ですか?
加齢とともに、それまで、何の意識もなく普通に行ってきた”食べる”という動作が難しくなり、窒息したり、誤嚥性肺炎と言って、食道に入るべき食物が、気管に入りることによる肺炎が、起こりやすい状況になるのです。
小さな子どもたちも、お年よりも、五感をフルに使えば、食事をもっと楽めるということを教えていただきました。
どんなにすばらしいシェフが作ったお料理でも、楽しく正しく食べることができなければ、台無しです。
歯科医師である私にとっても、お口の大切さ、何気なく行っている”食べる”という動作の重要さを、認識させられた講演会でした。
そして、このことを皆さんにお伝えしていくことが、私の使命なんだ。って、強く感じる講演会でした。
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