子どもの矯正治療
12月に一般歯科の先生向けの講演の依頼を受け、先ほどその事前抄録を書き上げました。
「子どもたちの矯正治療は、子どもたちの毎日の生活に、そして将来に大きな影響を与える。できるだけ子どもたちの負担が少なく、子どもたちに最大の幸福を与えて上げられるような、そんな矯正治療を子どもたちに提供したい。」
その通りなんです。私も小さい時に矯正治療を受けました。出っ歯&ガタガタだったようです。その当時にすれば良い結果で、笑顔がご自慢の私になれました。主人も矯正治療をしていましたが、不幸にも失敗症例で、ずっと暗い経験を引きずっていたようです。42歳になって再治療をし、今の明るい笑顔になりました。
子どもたちにとって、矯正治療が成功体験となって、健康な歯だけでなく、それ以上のものとなっていくのか、ただただ苦痛として残るのか、その差は大きいと思います。
放置するのもいけないけれど、安易に開始することも同じくらい危険であることを知って、たくさんの情報を集めたり、終了した人からの意見を聞いたりして開始すると安心ですね。