イノウエ矯正歯科の虫歯予防
水曜日, 7月 16th, 2008 昨日、絵本のご紹介をさせていただいたついでに、今日は、イノウエ矯正歯科の虫歯予防システムのご紹介獵
イノウエ矯正歯科では、歯並びを治すのと同じぐらい、虫歯予防、歯周病予防に力を入れています。矯正した後、健康な歯を維持していただくためには、不可欠だからです。
毎週火曜日の午前中は、新患症例検討会。そこでは、口腔内診査の結果、唾液検査結果(唾液干渉能やミュータンス菌やラクトバシラス菌の数を調べて、虫歯になりやすさを判定する試験です。)レントゲン結果(歯と歯の間の虫歯の有無を調べます。)などから、その患者さんの虫歯になりやすさ=カリエスリスク判定をしています。衛生士と私とで、意見を出し合い、リスクに応じた虫歯予防プログラムを決定します。
そして、矯正治療が開始されれば、来院の都度、衛生士が歯磨きとフロスを行い、必要に応じてフッ素塗布も行います。
その結果、ほとんどと言っていいほど、虫歯はできません。乳歯の時に虫歯が多かった子供たちも、虫歯のないピカピカの永久歯に変わります。
このシステムについては、日本矯正歯科学会の教育講演でお話させていただきました。口腔成育シンポジウムや市民セミナーでも紹介してきました。
歯並びがよくなっても、自分の歯を大切にして、虫歯も歯周病もない健康な歯をキープできなければ、何にもならないですよね。
矯正治療によって、患者さんご自身が、自分の歯のことを大好きになり、自分で自分の歯を大切にする気持ちに目覚めていただけることが、私たちの究極の使命だと思っています。