月星先生のご講演
金曜日, 6月 20th, 2008 昨日、豊中市歯科医師会主催の研修会に参加してきました。以前から尊敬している阪大の先輩である月星先生のご講演を無料で拝聴できるなんて。。と、またまた、日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)には直接は関係ないのですが、出かけてきました。”矯正以外のお話を聞くことも大切だ”と常々思っていますが、やっぱり収穫は大きかったです。
月星先生は、外傷歯の治療や歯の移植では世界的に有名な先生で、以前、ヨーロッパ矯正歯科学会の書籍展示スペースをのぞいてみた時には、英語に訳されたご著書だけでなく、他の言語の訳本もあったような。。
先生の治療の基本は、最小介入の最大効果。ヒトの持つ治癒能力を最大限に発揮できるような歯科治療を常に探求されておられます。時に、歯科の常識をくつがえすような治療でも、論理的に考え、実行されて成果をあげておられます。
私も医療の介入は最小であるべき、と常に考えていますので、月星先生のお考えがすんなり入ってきました。専門分野は異なるけれども、治療の考え方や進め方が、とても参考になりました。
理論に基づく医療、鵜呑みにしない医療を、最小の介入で行い、患者さんに最大の利益をもたらすべき獵という基本的考え方を、再確認できました。がんばらなくっちゃ