昨日は禁煙の研修会、今日は顎関節症の研修会
日曜日, 6月 1st, 2008 昨日、世界禁煙デーには、稲本望先生の迫力あるご講演で、予想を超える人数で定員オーバーになった会場は、子ども達の健康をタバコの害から守ろうという熱気に包まれました。来年度からの小中学校の敷地内禁煙の実現に向けて、大きな一歩を踏み出せたような気がしました。
今日は、朝から、続肇彦先生の講演会で勉強してきました。あまりのお天気の良さに、いつものテニスへの誘惑があったのですが、振り切って出かけた甲斐がありました。43年の臨床経験からのご講演は、奥深く、学ぶところがたくさんありました獵。続先生は補綴(かぶせ物や入歯)が中心の先生ですから、矯正には関係ないのですが、他の視点からの診方を学ぶことは、とても大切だと常々思っていますし、正直にご自分の臨床経験を若い人へ伝えてくださる先生のお人柄を10年前のご講演で感銘を受けていましたので、今回も受講しました。患者さんの言葉に真剣に耳を傾ける。シャーロックホームズのように、今の患者さんの訴えの原因となっているものを五感六感を働かせて掴み取る。43年間、真摯に臨床を続けてこられた先生だからこそ言える言葉だと思いました。
日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)との視点の違いもありましたが、共通点では自信を深めることができ、今までなかった診かたも学ぶことができ、テニスに行かなくてよかったと思いました。
大学を卒業して矯正臨床26年の私は、43年経ったとき、続先生のようになれるよう、真摯に毎日の臨床に取り組みたいとあらためて思いました。