近づく世界禁煙デー
しばらくご無沙汰でした。日曜日のテニスで軽い肉離れを起こしてしまいました。人間って、どこか調子が悪いと、テンションが下がりますね。(私だけ令)でも、もう大丈夫です獵
5月31日世界禁煙デーが近づいてきました。診療所にポスターを貼りました。”喫煙は薬で治せる病気だよ”というメッセージです。このポスターを見て”お薬で治せるんですか?実は、主人が。。”って相談してくださるお母さんもおられます。
昨日の矯正相談のSちゃんのお父さんのポロシャツのポケットから見えているタバコが気になったので、ちょっといいですか?ってお話してみました。ご両親ともに吸っておられるとのことでした。
1)タバコには殺鼠剤、殺虫剤、カドミウム、ダイオキシンなどなど、聞くに恐ろしい毒がいっぱい入っていること
2)普通、毒が入っていることがわかったら、毒入りのお水は飲まないだろうし、中国ぎょうざもやめるだろうに、タバコだけはやめられないのは、ニコンチンの依存作用のためであること
3)お薬を使えば、そのニコチンの作用を抑えることができること
4)副流煙の方が毒が強くて、子ども達への害が心配であること。また、親が吸っていると子どもの方が、早くから吸い始めやすいこと
5)タバコをやめれば、お子さんの矯正治療費を払ってもおつりが来ること
などなど、お話しました。
お子さんの歯並びを一生懸命心配されているやさしいご両親でした。こんなにあたたかい家庭にタバコが入り込んでいることが許せない獵と、矯正相談と同じぐらい、禁煙相談に力が入ってしまった私でした。なんとなく、禁煙治療を始めてもらえそうな感じがしました。がんばってくださいね
5月 29th, 2008 at 11:00 PM
矯正だけでなく禁煙活動にも取り組んでいらっしゃるのですね。
喫煙によって虫歯になりやすくなるなどの直接的な関係はありますか?
6月 2nd, 2008 at 7:41 AM
コメントはもらえないもの!もらえなくてもいいもーーん。なんて、居直ってブログを書いていたので、ダンボさんのコメントに気付いていませんでした。ダンボさん。ごめんなさい。コメントありがとうございます。親がタバコを吸うと、その副流煙で、子どもの虫歯の発症率が高くなるというデータがあります。歯周病への影響はもっと大きく、ニコチンの血管収縮作用で出血がマスクされるので、歯周病だということに気付かないまま、歯が抜け落ちてしまうという恐ろしいことが起こります。口腔底がんもお酒を飲みながらタバコを吸うとなりやすいと言われています。こわいですよね。こわいことがわかっていてもやめられないのは、タバコに含まれるニコチンの依存作用のせいなのです。子どもに吸い始めさせないことが一番大切だと思っています。