IT音痴
最近のITの進歩は劇的ですよね実は、私の学位論文の研究テーマの一部には、”歯に力を加えたときに生じる応力に応じて、どう歯が移動するか”をコンピュータ上でシミュレーションするという手法を取り入れて、京都大学の工学部の堤教授の指導で、研究させていただいていました。海外の本にも掲載されたことがあるのです獵。なんと、その頃の京大の大型計算機センターには、パンチのあいたテープがあったり、その後は大きなテープがあったり、私の研究室のパソコンには18インチだったっけ?ものすごく大きいフロッピィディスクなるものがありました。。。患者さんの短い検査データも1人1回1枚だったという。。。その後、我が家にもパソコンを入れ、一晩中かかって解析させていました。私も簡単なフォートランやベーシックは勉強したのですが、、、、、(年がばれますね)
その後、開業して臨床に専念している間に、コンピュータの世界は大変身、ITの進歩はすさまじく、私はすかりIT音痴になってしまいました。
診療所に来てくれているITの助っ人さんの説明を聞いても、単語がわからない。仕組みがわからない。というのも、あまり知らなくてもいいや殮。と今まで思っていたのです。でも、最近それではだめだな。と反省しつつあるところです。ITの進歩にちょっとでもついていける年寄りになれるといいな。と思い直しています。
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