新しい禁煙補助薬チャンピックス(一般名バレニクリン)
4月20日の朝日新聞朝刊に、禁煙補助薬チャンピックス(一般名バレニクリン)の記事廬が出ていました。私も先日、池田市禁煙推進ネットワーク主催の説明会に出席してきましたので、ちょっとご報告。
今までのパッチは体内のニコチン量を一定量保つことにより、禁煙による離脱症状を軽減させるというメカニズムでしたが、バレニクリンという新薬は、快感をもたらす神経細胞の受容体に、ニコチンより先にくっついてニコチンの結合を妨げ、さらに、快楽物質のドーパミンを少量放出するというメカニズムを利用しています。このために、タバコを吸いたいという気持ちが次第に減ってきて、離脱症状も出にくいということのようです。飲み薬ですので、これまでのように皮膚のかぶれを心配することもなくなりました。
ただ、新聞でも説明会でも述べられていることは、薬を飲みさえすれば、やめられるというものではありません。2,3日前のブログにも書きましたが、やめたいと思っている人とやめさせてあげたいと思っている周りの人と医療人と、みんなの心をひとつになって、タバコに立ち向かうことが、何よりも大切。だから、薬がなくてもやめられる人もいます。でも、我慢大会にような無理はしないで、ニコチン依存症という病気なのですから、ちょっと厳しいなと思ったら、チャンピックス(一般名バレニクリン)の助けを借りてみてはいかがでしょうか令
タバコの害と少しでも早く縁を切る獵子どもたちをタバコの世界から守る獵みんなでがんばっていきましょう
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