厳しい目を持ったアメリカからの転医患者さん
アメリカ人の患者さんのお話が出たので、今日はアメリカからの転医患者さんが、いかに厳しい目を持っていたかというお話。
アメリカの友人からの転医患者さんのMちゃん。お母様もきれいな方で、いつも”ドクターイノウエェ~~て、こぼれんばかりの笑顔で、おしゃべりをしてくだっていました。でも、治療が無事終わって、歯並びを安定させるための装置を入れた次のチェックの時に、下の前歯のガタガタがすこーーしだけ戻っているのを指摘して、烈火のごとく怒られたのです”こんな変な装置、アメリカでは見たことがないわ。この戻った歯をどうしてくれるのよ寧 なんとかなんとか。。。。”ってエライ剣幕。横でMちゃんは、”そこまで言わんでも。。”という感じで、おどおどして見てました。めちゃくちゃ速い英語で、半分ぐらいしか聞き取れなかったのが幸いだったのですが、私は”大丈夫です。少し装置がゆるすぎたので、1ヶ月だけ待ってください。”とお話して、装置をちゃんと調節して、お帰りいただきました。翌月、無事元通りのきれいな歯並びになってましたので、また、お母さんも”ドクターイノウエェ~~”のやさしい素敵な方に、戻ってくださいました。
矯正の歴史のあるアメリカのお母様方は、矯正治療に対する厳しい目を持っておられるなぁ。言うべきことは言うんだなぁ。。って実感した瞬間でした。
明日は、そのお友達のHちゃんとお母さんのお話をしますね。