日本の体質
今日は、またまたぐっと重たいお話。以前から、禁煙の活動をしているが、いつも出てくるのが、アメリカ、カナダ、オーストラリアはずっと以前から、最近では、フランス、イタリア、中国や韓国まで、どんどん禁煙が進められている。にもかかわらず、日本は遅れ、タバコの輸入量は世界1位である。政府の対応が遅く、自分達で草の根の活動で、がんばるしかない。というフレーズ。ふと、医療現場の乱れを何ら規制できずに、患者の皆さんが危険にさらされている現状と同じだと気がついた。インターネット無法地帯、いい加減なランキング本に、振り回されている患者さんが心配でならない。薬害エイズにしろ肝炎被害にしろ、多くの患者さんの被害が出て、患者の会が動かないと、政府が対応しないというこの体質は、どうにかならないのだろうか。日本人は、やさしくて、まじめで、誠実で、ひとりひとりは本当に素敵だといつも思うのに、公の利益を目的とした組織だった動きが苦手だと思う。島国のせいなのか、鎖国のせいなのか、グローバルスタンダードからかけ離れすぎている。早くこの体質を変えないと、かわいそうな国になってしまいそうで心配だ。