村内光一先生のお話
昨日、尼崎でご開業の歯科医師、村内光一先生のご講演を聞きました。寝たきりや認知症の老人が、できるだけお口から食事を取れるように、できるだけ誤嚥性肺炎(食事中、誤って飲み込んだ時におこる肺炎、手術後などにも起こる。)を減らせるようにと、訪問診療をし、後輩や歯科衛生士に、摂食嚥下(えんげ)の指導をされています。ふと、「がんばらないけどあきらめない」の鎌田實先生を思い出しました。医療の本質を貫いておられる姿に感動しました。先日ご紹介したNarrative Based Medicineを実践されておられました。ただの知識やノウハウだけでなく、介護のたいへんさを理解しつつ、歯科の領域で、ご本人やご家族のためにできることを追求されておられる姿に敬服しました。
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